「ストラトライナー スチール」。自動巻き(Cal.Valjoux7750)。25石。2万8800振動/時。約48時間のパワーリザーブ。SS(直径42㎜、厚さ15㎜)。10気圧防水。27万5000円。ブレスモデルは30万円。ともに税別。2017年秋発売予定。
「ショアライナー シャンパーニュ・ビーチ」。自動巻き(Cal.ETA2836-2)。25石。2万8800振動/時。約38時間のパワーリザーブ。SS+ブラックPVD(直径42㎜、厚さ
12.5㎜)。20気圧防水。18万5000円。ブレスモデルは22万円。ともに税別。2017年秋発売予定。
12.5㎜)。20気圧防水。18万5000円。ブレスモデルは22万円。ともに税別。2017年秋発売予定。
「コスモノーティス」(宇宙)「アビアティス」(空)「テレスティス」(陸)「アクアティス」(海)。4つの領域それぞれに特化したモデルでラインナップを構成するフォルティス。プロフェショナルユースからアート系のモデルまで、無骨なだけでない洗練さも取り入れて充実のコレクションを誇る新作群の中から、今回は2本のモデルを紹介しよう。
「ストラトライナー」は、1962年に同名で市場に流通したモデルが原型だ。と同時に、アメリカ・ロッキード社製の「ロッキードU-2」偵察機の飛行で使用されたため、スペースウォッチとして位置づけられた。このような偵察機が2万メートルという高高度で飛行するため、またレーダーから忽然と姿を消すといった事象のためだそうだ。空と宇宙の担い手として歴史を築いてきたストラトライナーは今年、デザインがアップグレードされた。アラビア数字だったインデックスは、正方形と長方形のコンビネーションに改められ、より計器にふさわしい風貌を得た。ねじ込み式のクロノグラフプッシャー、10気圧防水、ポリッシュとサテン仕上げが組み合わせられたSSケースというスペックは従来のままだ。
一方の「ショアライナー」は軽やかなしつらいのダイバーズモデル。20気圧防水を備える今年の新作は、丸、三角形、四角形を組み合わせたユーモラスなインデックス、視認性の高い時分秒針がブラックダイアルに映える。写真の「ショアライナー シャンパーニュ・ビーチ」は、南太平洋のバヌアツにあるエスピリトゥサント島のビーチから名づけれられたモデルだ。ベージュのスーパールミノバとブルーの秒針がダイバーズらしからぬ小粋な印象を醸す佳品だ。
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