H.モーザーは、マッセナ LAB(Massena LAB)とのコラボレーションによる限定エディション「エンデバー・クロノグラフ」を発表した。このわずか100本限定製造の特別なタイムピースは単なるクロノグラフではなく、コンテンポラリーな革新性をたたえながら、H.モーザーの歴史と秘密に迫る旅を体現している。20世紀半ばに製造された H.モーザーの時計からインスピレーションを得たエンデバー・クロノグラフは、時計製造の伝統の真髄に、時代を超越したモダンなエッジを効かせたモデルである。
エンデバー・クロノグラフ H. MOSER X MASSENA LAB
ファンキーブルーフュメダイアルに、1947年のH.Moser&Cie.のロゴが採用されている。自動巻き(Cal.HMC 220)。51石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約3日間。SSケース(直径41mm、厚さ13.3mm)。世界限定100本。予価447万7000円(税込み)。2025年1月発売予定。
アンティークと見紛うようなスタイル
まるで博物館で見つけたアンティーク時計のようなこのモデルは、偉大な冒険家のように時間と空間の限界を超えようとする人々のために設計されている。「エンデバー・クロノグラフ」は、H.モーザーによる 1940年代の歴史的なクロノグラフのデザインを受け継ぎ、クラシックなコンパックス構成を採用している。3時位置にスモールセコンド用、 9時位置に45分クロノグラフ用のふたつのサブダイアルを備え、完璧なシンメトリーが美しいこのモデルは、20世紀半ばの科学的世界と共鳴するエレガントかつ機能的な調和を醸し出している。
丁寧に施されたスーパールミノヴァ®による夜間の視認性
速度を正確に計測できるタキメーターも、かつての開拓者や探検家にとって時計が実用的な役割を果たしていたことを思い起こさせる。H.モーザーを象徴するファンキーブルーのダイアルは、昔懐かしいフォルムのモーザーのロゴとともに、この時計の美しさにおいて重要な役割を果たしている。また、タキメーター、クロノメーター目盛り、サブダイアル、針といったすべての技術的要素にスーパールミノヴァ®が採用され、過酷な状況下でも、そして特に予測不可能な環境下でナビゲーションツールとして信頼性を求められる場合でも、完璧な視認性を確保する。
ムーブメント、Cal.HMC 220の仕上げ
41mmのステンレススティール製ケースに収められたエンデバー・クロノグラフは、ブラウンのクーズー レザーストラップとの組み合わせで、ホワイトの糸によるステッチが施されている。このエレガントなディテールは、歴史的なダイアルによく見られる特徴を彷彿とさせる。このケースの心臓部にはH.モーザーのスタンダードな自動巻きムーブメントが搭載され、デュボア・デプラ製のクロノグラフ モジュールと組み合わせることで、この特別なタイムピースにふさわしい技術性能を実現している。
注目すべきディテール
マッセナ LABが手がけたこのコラボレーションモデルのデザインは、H.モーザーの特徴であるミニマリストスタイルからは少し離れているが、1940年代の美学を忠実に守り、伝統と現代的な大胆さの絶妙なバランスを生み出している。
ヴィンテージ時計の愛好家であり、H.モーザーの長年の友人でもあるウィリアム・マセナの専門知識は、この作品のデザインに不可欠だった。「1940年代のH.モーザーのクロノグラフから着想を得た今回のコラボレーションで、最も私の興味を引いたのは、過去のマキシマリストなヴィンテージの美学と、現代のH.モーザーの中心にあるラディカルなミニマリズムとの間の緊張感でした。このふたつの哲学を融合させることは難しい課題でしたが、こうして誕生したエンデバー・クロノグラフは、過去と現在を結びつけると同時に、毅然と未来を見据える時計に仕上がりました」と、自信をもって語っている。