イエマとアラン・シルベスタインが初となるコラボレートモデルが世界限定500本で発売される。国内正規店、イエマジャパン公式サイトにて予約受付中であり、2025年2月以降に発送予定だ。アラン・シルベスタインの特徴である赤、青、黄の三原色と、大柄の図形を組み合わせたポップなデザインは、時計ファンならずとも目を引くものとなっている。
自動巻き(Cal.CMM.20)。パワーリザーブ約70時間。Ti×ブラックDLCケース(直径40mm、厚さ11mm)。200m防水。68万4200円(税込み)。世界限定500本。
イエマとアラン・シルベスタインによる初のコラボレートモデルが発売
フランスのマニュファクチュールブランドであるイエマと、同じくフランスを拠点とするアラン・シルベスタインによる初めてのコラボレートモデルが発売となる。アラン・シルベスタインは、時計ファンならばひと目でそれと分かる独創的なデザインのモデルを作り続ける時計デザイナーだ。特徴は、赤、青、黄の三原色と、三角形や矢印、大きく湾曲した針などを組み合わせた、ポップで印象的なデザインである。
本作にもその特徴が色濃く表れており、赤い大型の三角形は時針、黄色の矢印型分針、ヒトデにも見える青の秒針によってダイアルが構成されている。色調と形状のコントラストにより、視認性にも優れる点は、アラン・シルベスタインの手腕によるところであろう。
基本的なパッケージングは往年のダイバーズウォッチを引用したもので、2時位置のリュウズ操作による回転式のインナーベゼルを備える。インナーベゼルには部分的にブルーが施され、そのスケールによって経過時間を測定できる仕組みで、そのブルーに対応して、リュウズトップにもブルーがあしらわれている。ワンポイントであるのと同時に、機能を示したデザインとなっている。グレード5チタン製のケースは200mの防水性能を備え、約70時間のパワーリザーブとの組み合わせにより、実用性も高い仕上がりである。
コラボモデル限定の赤いローターを備えたイエマ Cal.CMM.20を搭載
搭載されるムーブメントは、イエマのマイクロローター式自動巻きムーブメントのCal.CMM.20である。全面をブリッジとプレートで覆うフラットなデザインはモダンな印象であり、ケースとダイアルカラーに合わせた黒で仕上げられる。マイクロローターはアラン・シルベスタインモデル限定の赤で仕上げられ、ケースバックに描かれた2匹の鯉のグラフィックと相まって、日本を思わせる雰囲気を漂わせている。
本作は10月21日より国内正規店とイエマジャパン公式サイトにて予約販売が開始される。世界限定500本で、2025年2月から3月にかけて発送予定だ。