伝説的なアイコンが復活の狼煙を上げた！？ エベル「エベル 1911 グローブ」は一見の価値アリ

かつてエベルを代表する人気を誇ったワールドタイムが、モダンなデザインで復刻した。1989 年に「エベル ボイジャー」というモデル名で発表されたこの伝説的なウォッチは、ユニークで遊び心のあるデザインと優れた機能性で、時計愛好家やコレクターの間で瞬く間に人気を博した。リデザインされた新モデルの名称は「エベル 1911 グローブ」だ。伝統と革新を見事に融合させた現代的なデザインにまとまっている。

エベル 1911 グローブ

　新たなモデルは、ミラー仕上げの象徴的な世界地図のモチーフと、ロジウムメッキあるいはイエローゴールドメッキの大陸が特徴で、先代エベルの遊び心を持ちながら、洗練された美しさも受け継いでいる。ワールドタイマー機能を備えており、世界のタイムゾーンを表したセラミックベゼルで、協定世界時(UTC)を含め24地点の現地時間をたどることが可能だ。サファイアクリスタルのケースバックから見える、スイス製の機械式自動巻きムーブメントにより、日差±20秒の精度と信頼性が保証されている。

　エベル 1911 グローブは、ステンレススチールにブラックガルバニックダイヤルとブラックセラミックベゼルのモデルと、ステンレススチールと18Kイエローゴールドにグリーンのガルバニックダイヤルとブラックセラミックベゼルのモデルの2 種類が用意された。どちらのバージョンも発光する時針と分針が備わっており、6時位置に日付表示窓が設けられている。このウォッチには、象徴的なキスしている「E」のロゴがエンボス加工された、交換可能なカーフのレザーストラップが付属している。