ルイ モネからアポロ11号に使用された希少素材をあしらった「ムーン テック」が世界限定11本で発売

2024.12.23

宇宙から多くのインスピレーションを得た作品を発表しているルイ モネ。世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計師の名を冠したブランドだ。宇宙への憧憬を表現した「コズミック アート コレクション」にアポロ11号に使用された希少な素材をあしらった「ムーン テック」が追加された。

ルイ モネ ムーン テック コズミック アート ムーンテック

宇宙はルイ モネの時計作りにおいて重要なインスピレーション源であり、「コズミック アート」コレクションとして数々のユニークなタイムピースを生み出している。本作においては人類史上初の月面着陸に成功したアポロ11号の司令船で実際に使用されていた素材がダイアルにあしらわれている。


アポロ11号の司令船・コロンビアに使用されていた素材をダイアルに使用

 世界初のクロノグラフ機構を作った偉大な時計師であるルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために2004年にジャン=マリー・シャラーによって設立された独立時計ブランドがルイ モネだ。すべての時計が一点ものもしくは限定品として生産され、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用している。

 本作にも宇宙への冒険心が掻き立てられる素材が採用されており、人類史上初の月面着陸に成功したアポロ11号の司令船・コロンビアで使用されていたイエローのカプトンがダイアルにあしらわれている。カプトンとは-269℃の極低温領域から+400℃の高温領域まで耐えることができる高性能のポリイミドフィルムで、乗船する宇宙飛行士を熱から守るための素材として、宇宙船のパーツに採用されていた。人類史上最大の偉業のひとつを目撃し、地球に帰還した経験を持つユニークなコレクターズアイテムだ。

アポロ11号に実際に使用された高性能ポリイミドフォルム「カプトン」。この貴重な素材を腕時計に用いている。

 表面の微細構造により光が反射し合うシリコンウエハーダイアルの中心に、マーブルグレーの月隕石(ガダミス005)とブラックの月隕石(ドファール457)をセットしたドーム型ディスクが搭載されている。満月の日にはマーブルグレーの月隕石、新月の日にはブラックの月隕石が、3時位置のインデックスに到達するようにドーム型ディスクが正確に回転する機構となっている。

 従来のムーンフェイズと異なり、月相表示が隠れることなく、常に2種類の隕石を観賞することができる。コンセプト社と協同開発した135もの歯車を持つ新型の高精度キャリバーにより、回転周期の誤差は122年にわずか1日となっている。

月のアポロ16号の探査地域付近から来たとされる隕石、ガダミス005。

  2種類の隕石、ガダミス005はアポロ16号のミッションで乗組員が探査した地域から飛来したものである。複雑な構造とマーブルグレーのまだら模様が特徴で、専門家から最も美しい月隕石と評価されている。

 ドファール457はルイ モネCEOのジャン=マリー・シャラーと親交が深い隕石ハンターであるルック・ラベンヌが2001年に中東にある国、オマーンのドファール砂漠で発見したものである。月のクレーターに由来する濃いブラックカラーが特徴だ。

黒い色の月隕石、ドファール457。

 新たに採用されたデザインでは、30秒のみ表示されているスモールセコンド・インデックスが備えられている。コンパスの針のような形状をしたこの針は、ひとつの先端が30を秒刻み、そののちにもうひとつの先端が30秒を刻むのである。40.7mmサイズのケースはグレード5チタン製で、軽量である。サテン仕上げとポリッシュ仕上げが施され、オープンワーク仕様のラグにはケース一体型のストラップが繋がっている。ドーム型サファイアクリスタル風防により、あらゆる角度から見ても高い視認性を確保している。

ルイ モネ ムーン テック コズミック アート ムーンテック

ルイ モネ 「コズミック アート ムーンテック」
自動巻き。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。Tiケース(直径40.7mm)。5気圧防水。660万円(税込み)。世界限定11本。



Contact info: 株式会社ジーエムインターナショナル マーケティング&コミュニケーションズ Tel.03-5828-9080


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