ミューレ・グラスヒュッテは、現在の家族経営体制となって30年にあたる2024年を記念する「エディション 1994」コレクションに「29er ビッグ スモールセコンド エディション1994」を追加した。人気モデルの29erの中でも大型モデルの「29er ビッグ」として初となるスモールセコンド表示を備え、記念モデルらしいディティールが満載の仕上がりとなっている。
ミューレ・グラスヒュッテの記念すべき年に発表された人気モデルの新作
2024年は、ミューレ・グラスヒュッテにとって現在の家族経営体制となって30周年にあたる年であり、それを記念する「エディション 1994」コレクションに「29er ビッグ スモールセコンド エディション1994」が追加された。
2006年初登場の「29er」は、ドイルセーリング協会が運営する競技会で使用される小型の競技用艇29erに由来する。小型のレガッタスキフに分類される29erは、競技用艇の中で特にスピーディーでスポーティー、かつダイナミックであると評されている。ミューレ・グラスヒュッテの29erは、このようなスポーティーさを取り入れたコレクションで、ミューレ・グラスヒュッテの人気コレクションとして地位を確立している。
エディション 1994ならではのディティールが満載
自動巻き(Cal.SW 261-1)。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径42.4mm、厚さ11.3mm)。10気圧防水。世界限定155本。40万7000円(税込み)。
エディション 1994として発表された29er ビッグ スモールセコンド エディション1994は、ケース径42.4mmの大型モデルである29er ビッグとして、初めてオフセンターのスモールセコンド表示を搭載するモデルだ。そのほかにも、海を思わせる「ミューレブルー」や、30周年記念を意味する“30”が、日付表示や秒・分スケールの中でも際立つようにデザインされている。また、2024年は創業155年にあたるため、“55”の数字が“155”に置き換えられている。
搭載されるのは自動巻きムーブメントのCal.SW 261-1をカスタマイズしたものであり、ミューレ・グラスヒュッテ独自のローターと、ショックに強いウッドペッカーネック調整機構が搭載されている。