オーデマ ピゲの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」に、ふたつのステンレススティールモデルが追加された。文字盤はグレーを基調とし、アイコニックな「ナイトブルー、クラウド 50」をアクセントに加えた落ち着いた色調のものだ。文字盤の模様はシグネチャーというエンボスパターン。テキスタイル調のラバー加工ストラップは、文字盤色に合わせたものである。
ステンレススティール製の「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の新作
オーデマ ピゲが発表した「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の新作2モデルは、ステンレススティール製のケースに、グレーを基調とした文字盤を備えた3針モデルとクロノグラフモデルである。スイスのギヨシェ職人のヤン・フォン・ケーネルと、オーデマ ピゲのデザインチームが共同開発したシグネチャーと名付けられたエンボスパターンが施された文字盤が特徴のモデルである。
特徴的なグレーはガルバニック処理によって実現。そこにアクセントとして組み合わされるのは「ナイトブルー、クラウド 50」と呼ばれる青色だ。1972年の初代「ロイヤル オーク」に用いられて以来アイコンと化した色だ。
シグネチャーのエンボスパターンが際立つ3針モデル
3針の「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック」41mmモデルは、オクタゴナル形状のミドルケースとスケルトナイズされたラグといった、立体感が強調されたケースが印象的だ。

落ち着いたグレーの色調とシンプルなデザインの文字盤は、シグネチャーの同心円状のパターンを存分に楽しむことができる。また、文字盤外周には、ホワイトで秒スケールを刻み、「ナイトブルー、クラウド 50」で彩った見返しリングが組み合わされる。搭載されるムーブメントは、自動巻きのCal.4302だ。

自動巻き(Cal.4302)。32石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径41mm、厚さ10.7mm)。3気圧防水。379万5000円(税込み)。
グレーと「ナイトブルー、クラウド 50」を見事に使い分けたクロノグラフモデル

もうひとつの新作は、直径41mmのクロノグラフモデルだ。搭載されるのは自動巻きのクロノグラフムーブメントであるCal.4401。3時位置に12時間積算計、6時位置にスモールセコンド、9時位置に30分積算計が配置される。クロノグラフ機能に関わるインダイアルでは周囲が、一方のスモールセコンドは全面に「ナイトブルー、クラウド 50」を用いることで視認性を確保。また、本作のデザイン上のアクセントにもなっている。ダイアル周囲のタキメーターのベースカラーは「ナイトブルー、クラウド 50」だ。

自動巻き(Cal.4401)。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径41mm、厚さ12.6mm)。3気圧防水。522万5000円(税込み)。
いずれのモデルにも、テキスタイル調のラバー加工が施されたグレーのストラップが付属し、本作にスポーティなテイストが加えられている。