ルイ・エラールは、ダマスカス鋼の芸術を時計製作に取り入れるスウェーデンのユニークピースブランド、「GoS」(ゴース)とのコラボレーションを発表致した。本作は、スウェーデンの GoS による鍛冶技術により生み出されるダマスカス銅の唯一無二な模様が織りなす幻想美とルイ・エラールの精微で洗練された時計製造技術が融合された作品である。
ルイ・エラール レギュレーター X GoS

自動巻き(Cal.SW266-1)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径39mm、厚さ12.82mm)。5気圧防水。世界限定178本。98万4500円(税込み)。
ダマスカス鋼の名匠、パトリック・ショーグレンが、まるで錬金術のような工程を経て生み出す幻想的な模様とコントラストと、ルイ・エラールが得意とするレギュラーター。スウェーデンとスイスの技術が出会い、3 年の歳月をかけて生まれたのが「ルイ・エラール レギュレーター X GoS」だ。178 本限定のこのシリーズには、北欧の揺るぎない精神が込められている。
ダマスカス鋼の芸術へのオマージュ

この時計は、エレガントな 39mm のスチールケースに収められ、ダマスカス鋼の文字盤がその唯一無二の個性を際立たせている。コニー・ペルソンによって鍛造され、パトリック・ショーグレンが丹念に仕上げた文字盤は、特許取得済みの独自処理によってコントラストが強調されている。グレーのトーンが明るくなり、ブラックが深みを増すことで、奥行きを感じさせる鮮烈な視覚効果が生まれます。その幾何学的なデザインは、スウェーデンとスイスの森に広がる木々の年輪からインスピレーションを得たもの。鍛造の過程で自然に生まれる模様のため、二つとして同じ文字盤は存在しない。

北欧ヴァイキングのシンボル、トリスケル(渦巻き模様)をモチーフにしたスモセコ

この唯一無二の文字盤の上を、深みのあるブルーの針が 3 本、レギュレーター独自の配置で時を刻む。6 時位置には北欧ヴァイキングのシンボル、トリスケル(渦巻き模様)をモチーフにしたスモールセコンドカウンター、そして鋭く刻まれた時・分インデックスが、GoS ならではのデザインコードを体現している。
サーモンレザーを採用
ストラップには、サーモンレザーが採用された。ルイ・エラールにとって初の試みであり、バルト海と北海に囲まれた GoS の北欧のルーツに敬意を表したものである。