ルイ モネより、ムーンフェイズに実物の隕石を用いた「ブラック ムーン」にローズゴールドの新作が登場

2025.04.21

ルイ モネは、2種類の月隕石を用いて満月と新月を表現するユニークなタイムピース「ブラック ムーン」を発表した。18Kレッドゴールド製ケースに、ドーム型ディスクとアベンチュリンダイアルを備えた本作は、宇宙をテーマとする同ブランドの「コズミック アート コレクション」の一環として、世界限定28本で展開される。

コズミック アート ブラック ムーン

2種類の月隕石を使った魅惑のムーンフェイズ

 スイスの独立系高級時計ブランド、ルイ モネが発表した「ブラック ムーン」は、ブランドの根幹にある天文学的インスピレーションを体現した1本である。以前ケースにチタンを用いたモデルが発表されていた。今回発表されたのは、ケースに18Kレッドゴールドを使用したモデルだ。

ブラックムーン

ルイ モネ「コズミック アート ブラック ムーン」Ref.LM-110.50.55
(Cal.LM110)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。18KRGケース(直径40.7mm、厚さ17.92mm)。5気圧防水。世界限定28本。予価。

 その特徴は、ダイアル中央に配置されたドーム型回転ディスクにある。そこには、マーブルグレーの月隕石、ガダミス 005と、ブラックの月隕石、ドファール 457がセットされており、満月と新月をそれぞれ表す。

コズミック アート ブラック ムーン

隕石を用いているため派手なように思われるかもしれないが、着用してみると落ち着いた雰囲気の腕時計だ。

 ディスクは高精度Cal.LM110により正確に駆動し、満月の日にはマーブルグレーの隕石が、新月の日にはブラックの隕石が3時位置のレッドアルミニウム製インデックスに到達する。ムーンフェイズが隠れず、常に鑑賞可能である点も大きな魅力だ。

122年で1日の誤差を誇るCal.LM110

コズミック アート ブラック ムーン

裏蓋からはCal.LM110ムーブメントを覗くことができる。自動巻きローターにはフルール・ド・リスがあしらわれている。

 搭載されるムーブメントは、135の歯車を持つ新開発のCal.LM110。回転周期の誤差は122年でわずか1日と、驚異的な精度を誇る。スモールセコンド表示は、隕石を遮らないよう30秒ごとに長短の針が交代する独自構造で、アベンチュリンダイアル上に浮かぶように配置されている。

18Kレッドゴールドケースに宇宙を思わせるディテール

 ケースは先にも書いたように18Kレッドゴールド製。サテンとポリッシュ仕上げを組み合わせ、ドーム型サファイアクリスタル風防を備える。ケースバックにはグレード5チタンが用いられており、ストラップにはアリゲーターレザーを採用。全体の直径は40.7mm、厚さは17.92mmだ。

 「ブラック ムーン」は、ルイ モネの哲学を反映した宇宙へのオマージュであり、同ブランドの世界観を象徴する1本といえる。



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