ジラール・ぺルゴより、新作「ロレアート フィフティ」が発表された。本作は「ロレアート」の誕生50周年を記念した数量限定モデルであり、アイコニックなデザインの外装に、新開発の自社製自動巻きムーブメント、Cal.GP4800を搭載している。
新型ムーブメントを搭載した、「ロレアート」の節目を祝うスペシャルモデル
ジラール・ぺルゴより、「ロレアート」誕生50周年を記念した世界限定200本の数量限定モデル、「ロレアート フィフティ」が発表された。1975年に開発されたロレアートは、エレガントなデザインのブレスレット一体型ケースにクロノメーター認定のクォーツムーブメントを搭載した、薄型のラグジュアリースポーツウォッチであった。やがて機械式ムーブメントや複雑機構を搭載したモデルへ派生し、現代では同社を代表する人気コレクションとして知られている。

「ロレアート」誕生50周年を記念した限定モデル。スポーティなデザインに上品さが宿るラグジュアリースポーツウォッチだ。自動巻き(Cal.GP4800)。19石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。18KYG×SSケース(直径39mm、厚さ9.8mm)。150m防水。世界限定200本。375万1000円(税込み)。
今回発表されたロレアート フィフティのダイアルは、サンレイ仕上げのグレーカラー。全面にはクル・ド・パリ装飾が施され、砲弾型のインデックスやペンシル型の時分針、ダブルアロー型のカウンターウェイトを備えた秒針など、ロレアートを象徴する要素で構成されている。

ケースとブレスレットは、ステンレススティールと18Kイエローゴールドのコンビネーションタイプ。直径39mm、厚さ9.8mmという、程よい存在感とデイリーユースにもふさわしい装着感を両立させるサイズに収められている。八角形のベゼルをはじめ、ポリッシュとヘアラインの磨き分けによって、立体感を作り上げていることも魅力だ。防水性は150mを達成し、悪天候時でも安心して着用することが可能。テーパーの効いたブレスレットには、八角形のプッシュボタンを備えたバックルと、4mmまでの調整が可能な微調整機構が搭載されている。

シースルーバックからのぞくのは、新型ムーブメントとして発表されたCal.GP4800。シリコン製の脱進機や両持ち式のテンプ受け、イエローゴールド製のローター、約55時間のパワーリザーブなど、ジラール・ぺルゴの次世代を担う現代的なスペックの自社製自動巻きムーブメントだ。





