クロノスイスは、「オーパス クロノグラフ」誕生30周年にあわせた新作「オーパス クロノグラフ ダカール」を発表した。本作は、セネガルのダカールに広がる砂丘から着想を得たアースカラーに仕立てられており、大自然のたくましさと静謐な美が表現されている。

砂丘の情景から着想を得た「オーパス クロノグラフ」の最新作が登場
クロノスイスは、スケルトナイズされた自動巻きクロノグラフウォッチの傑作として知られる「オーパス クロノグラフ」誕生30周年にあわせ、新作「オーパス クロノグラフ ダカール」を発表した。オーパスは、創業者のゲルト・R・ラングが、“クロノグラフの概念を再定義する”ことをテーマに企画したモデルであり、本作はその系譜を引くデザインを備える。
自動巻き(Cal.C.741S)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。Tiケース(直径41.0mm、厚さ14.8mm)。10気圧防水。330万円(税込み)。
新作のデザインテーマは、モデル名にも示されているように砂丘の情景から着想を得たものだ。西アフリカの国、セネガルのダカールに広がる砂漠の過酷な環境にも耐える強さと、静かに息づく力強さをデザインに反映しており、大自然のたくましさと静謐な美が本作に表現されている。このようなテーマから、本作はアースカラーであるブラウンを基調としたデザインに仕立てられた。オーパスの特徴であるスケルトン加工が施された文字盤は、CVDコーティングによるブラウンに彩られ、サンドカラーのヌバックレザーを用いたストラップにより、カラーコーディネートが図られている。

従来モデルを引き継ぐラウンド型のシルエットに直線的なラグを取り付けたクラシカルな趣きのケースは、軽量なグレード5チタン製である。また、ブランドのシグネチャーであるオニオン型リュウズと、のローレット加工のベゼルが組み合わされる。
オープンワークが施された自動巻きクロノグラフムーブメントのCal.C.741Sは、ガルバニックブラックで仕上げられており、ブラウンの文字盤と一体となって陰影を生み、奥行きのある仕上がりとなっている。
センターの時分針とクロノグラフ秒針に加え、12時位置には30分積算計、3時位置に日付表示、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンドを備える構成となり、先端に丸型の意匠を備えたブレゲ・ロサンジュ形状の時分針と共に、クラシカルな印象にまとめられている。



