カシオ G-SHOCK より、新作「GMW-BZ5000」3種が発表された。本作は視認性に優れたMIP（メモリインピクセル）液晶と、生成AIを活用した新構造のフルメタルケースを採用したモデルだ。
新たな進化を遂げたG-SHOCKのアイコン、「5000」シリーズ
カシオ G-SHOCKより、MIP（メモリインピクセル）液晶を採用した新作、「GMW-BZ5000」が発表された。MIP液晶は、広視野角で高精細かつ高コントラストな液晶であり、従来の液晶では見にくかった直射日光下や斜めからの角度であっても優れた視認性を発揮する。
バリエーションは3種類存在し、シルバーカラーの外装に反転液晶を組み合わせたモデル、ゴールドカラーの外装に通常液晶を組み合わせたモデル、そしてCASIO WATCH Partner Shopで販売されるブラックカラーの外装に反転液晶を組み合わせたモデルだ。
ステンレススティールのクールな色味が楽しめるモデル。すっきりとしたフォルムは、幅広いシーンで着用しやすい。タフソーラー。フル充電時約22カ月（パワーセーブ時）。SSケース（縦49.3×横43.6mm、厚さ13mm）。20気圧防水。9万3500円（税込み）。
外装をゴールドカラーに彩ったモデル。華やかなカラーリングと通常液晶の組み合わせが特徴だ。タフソーラー。フル充電時約22カ月（パワーセーブ時）。SSケース（縦49.3×横43.6mm、厚さ13mm）。20気圧防水。10万2300円（税込み）。
CASIO WATCH Partner Shopモデル。ブラックカラーの外装と、随所にあしらわれたゴールドカラーの組み合わせが魅力。タフソーラー。フル充電時約22カ月（パワーセーブ時）。SSケース（縦49.3×横43.6mm、厚さ13mm）。20気圧防水。10万2300円（税込み）。
初号機の直系にあたる「5000」シリーズである本作は、アイコニックなスクエア型のケースを採用している。素材は樹脂ではなくステンレススティールであり、フルメタルならではのソリッドな質感を楽しむことが可能だ。外装の設計にあたっては、誕生以来40年以上にわたって蓄積してきた耐衝撃データと生成AIの荷重シミュレーションから導き出された新構造を採用し、装着感の向上を果たしている。新構造ではベゼルとセンターケースを上下で連結しており、メタルパーツが精密に嚙み合ったサイドビューを楽しむこともできる。
5000シリーズならではの特徴として、スクリューバックを採用していることも魅力だ。構造上、ネジ留めのタイプに比べて腐食しにくく、気密性にも優れている。
従来の反転液晶は通常液晶に比べてスタイリッシュな見た目で支持されていたが、その反面として視認性に劣るという欠点があった。しかしMIP液晶では瞬時に視認できるレベルの実用性を獲得しており、反転液晶を好むファンにとっては歓迎すべきことだろう。
優れた機能面も特徴。定期的な電池交換が不要なタフソーラーや電波受信機能、スマートフォンと接続し、時刻修正などが可能なモバイルリンク機能を搭載している。ワールドタイムやストップウォッチ、タイマー、アラーム、LEDライト、フルオートカレンダーなどの日常を便利にする各種機能も健在だ。
