オリンピックおよびパラリンピックのオフィシャルタイムキーパーであるオメガは、ミラノ・コルティナ 2026 開催に際し、オランダのアスリート、ユッタ・リールダムをスポーツアンバサダーの一員として迎えることを発表した。

冬季オリンピックとオメガの関係は2026年で90周年
オメガが冬季オリンピックの計時を初めて担当したのは1936年で、次回開催されるミラノ・コルティナ 2026 はオフィシャルタイムキーパーとして、90周年の節目を迎える。夏季オリンピックも含めるとオメガが初めてオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めたのは1932年のロサンゼルス夏季オリンピックだった。
この大会では、1人の時計技師が30個の認定クロノグラフ(懐中時計)を用いて全競技の計時を担当するという画期的な試みが行われた。この夏季大会での成功を受けて、自然な流れで冬季オリンピックにおけるオメガの役割は拡大していった。
特に、冬季オリンピックでは、スキー競技やスケート競技など、雪上・氷上での極限の環境下での精度が求められる。精度と技術に高い信頼が寄せられるオメガのオリンピックのオフィシャルタイムキーパーの役割はオリンピック計時100周年にあたる2032年まで延長されている。
メダリスト有力候補のひとり、ユッタ・リールダムとは

ユッタ・リールダムはスピードスケート競技において、ロングトラックのスプリント種目を専門とし、スピードスケートが国民的スポーツとして根付くオランダ出身の彼女は幼い頃に競技キャリアをスタートした。ジュニア時代には、世界ジュニア選手権で複数のタイトルを獲得し、シニアへの移行も成功。
パワーと安定感が持ち味で女子スピードスケートのスプリント種目におけるトップ選手の1人として知られている。これまでに500mと1000mで銀メダルを手にし、同世代のスピードスケーターの中でもトップクラスであることを証明している。つい先日オランダで行われたスピードスケートのワールドカップヘレンベーン大会においては、日本の高木美帆を0.119秒差で押さえ優勝している。そんなユッタ・リールダムが選んだ時計はオメガ「シーマスター アクアテラ 30mm」だ。
オメガ独自のムーンシャイン™︎ゴールドとステンレススティールを組み合わせたケース、ブレスレットにマザーオブパールダイアルと、ダイヤモンドを敷き詰めたベゼルが上品な輝きと洗練された雰囲気を放つ。

自動巻き(Cal.8750)。2万5200振動/時。パワーリザーブ約48時間。SSケース(直径30mm、厚さ10.55mm)。150m防水。282万7000円(税込み)。



