マノメトロ初の薄型モデルが登場

2019.05.23

マノメトロ・コンプレスト

ジュリアーノ・マッツォーリ 「マノメトロ・コンプレスト」。自動巻き(Cal.ETA2824-2)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径45.2mm、厚さ9.5mm)。5気圧防水。33万円(税別)。

 タイヤの空気圧を測るプレッシャー・ゲージからインスピレーションを得て、2004年に誕生した、マノメトロ。

 イタリア語で圧力計を意味するストレートな名が与えられた、同モデルはブランドの代表作として、セメントや大理石などユニークなケース素材を用いて、また豊富なダイアルカラーを展開することでコレクションのバリエーションを増やしてきた。だがどんなマテリアルを使用した際も、ケース径45.2mm、ケース厚14.8mmというスタイルを崩すことはなかった。

 しかし、ついにマノメトロから、初の薄型モデル「マノメトロ・コンプレスト」がリリースされる。ケースの厚みがリューズ径とほぼ同じ9.5mmとなったのだ。とはいえ、マノメトロ・コンプレストの基本的なスタイリングは変わらず、スペックも従来モデルに同じだ。マノメトロのアイコンと言えるポリッシュ仕上げされたSS製のシリンダー型ケースの2時位置にはリューズが配され、手作業にて製作されたレザー・ストラップがケースにダイレクトに取り付けられる。


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