「Rain Breaker」は、靴好きのための保険商品みたいなものだ。
清水の舞台から飛び降りた気持ちで買ったビスポーク靴をおろしたその日に、突然の雨に降られたら?
程度にもよるが、かなりの雨でそこら中に水溜りがあったら、筆者はコンビニで袋を貰い、靴を入れ裸足で帰るだろう。
「Rain Breaker / レインブレイカー」は、完全防水にこだわった従来の製品と異なり、携帯性とファッション性(=着用が目立たない)を重視して開発された。素材は伸縮性に優れた防水布とゴムで、重さはわずか60gしかない。靴を履いたままで靴下をはく感覚で着用するのだが、濡れても大丈夫なヒール部だけ覆わない設計のため、着脱が容易でポケットや鞄に入れて簡単に持ち運べるのが便利だ。
「Rain Breaker / レインブレイカー」に使用されているストレッチ防水布(ザムザ)は完全防水なので、水たまりなどを避ければ靴のアッパーにダメージは残らない。
またストレッチ防水布はゴムやシリコン製のカバーと違い、アッパーの革を摩擦で傷つけることもない。ヒールの高いブーツやシューズにも着用可能だ。
雨に濡れた革靴が乾いたときに塩が吹いたり、雨染みが残ると、後のケアが難しい。
お気に入りの革底の靴にはできるだけダメージを与えたくないのが靴好きの本音だ。雨が降るのか降らないのかわからない朝、出張時の急な雨天、通勤時の人混み、自転車のペダルなど、靴はいつでも危険に囲まれている。お気に入りの革靴を大事に長く使うためには、傷がつかないようにケアすれば良かったのだが、こんな商品が今まで無かったのだ。
右が「Rain Breaker / レインブレイカー」を着用した靴で、左はそのままの状態だ。画像で見る限り違和感は全くない。黒(写真上)とダークブラウン(写真右)の2色で、パーフォレーション風のデザインが施されたハーフブローグ型。着用してもまずパッと見は普通の靴にしか見えないだろう。底材にはゴムが使用されているためソールへの浸水は少なく、滑り止め効果も期待できる。
「Rain Breaker / レインブレイカー」はヒール部を覆わないため、女性用のハイヒールやハーフブーツにも着用可能だ。適応サイズはSSサイズが22~24cm、Sサイズが23.5~25.5cm、Mサイズが25~27cm、Lサイズが26.5~28.5cmの4サイズで展開される。幅の広い靴や厚底の靴には大きめがオススメだ。価格は2,200円(税別)でAmazonとギルド銀座店にて発売中だ。
詳細はRain Breakerで確認ください。
Contact info: Info@rainbreaker.com