シャリオールに新取締役会長着任!!
他のブランドとは一線を画した新作展示&新取締役会長お披露目会
1983年の創業以来、高いカリスマ性でブランドを牽引してきたフィリップ・シャリオール。その後を継ぎ、2019年に取締役会長へ就任したのがコラリー・シャリオールだ。そんな同氏が去る19年10月18日(金)に来日し、新作展示を兼ねた就任記念イベントを開催した。
東京・原宿にて行われた同イベントは、シャリオールのモットーである「The art of living differently(人と異なる生き方)」をテーマに掲げ、他のウォッチメーカーやジュエリーメーカーの新作展示イベントは一線を画した雰囲気の中で行われた。ブランドカラーのパープルを基調とした会場にはDJブースが設けられ、クラブミュージックと共にウォッチ&ジュエリーやバッグの新作が楽しめる演出が施されていたのである。
また、アーティストによるライブペインティングも同社ならではの試みだ。これは壁に貼られたロール紙に、同社のアイコン的ウォッチコレクションである「サントロペ」をアーティストがスケッチしていくというものである。19時のイベント開始時に真っさらの状態だったロール紙に終了時刻である23時までの4時間、抜く手も見せずにサントロペが描かれていく姿は圧巻だ。ほかにも、ボディペイントのサービスや三日月のモニュメントが配されたフォトスポットなど、来場者を楽しませるギミックにあふれていた。
そんな同イベントのハイライトはコラリー・シャリオール取締役会長による就任挨拶だ。スパンコールをまとった赤いジャケットとパンツという、華やかなイベントにふさわしい出で立ちで登場した同氏は、ブランドにおける今後のビジョンや新作について解説。挨拶の後は実際に試着ブースに赴いて、来場者に商品の魅力を語った。
新取締役会長自らが積極的にイベントに参加し、ゲストを楽しませ、そして自身も楽しんでいる姿からはブランドに対する愛情の強さがうかがえた。創業者亡き後も、その意志はしっかりと受け継がれている。
6時位置側のラグに馬蹄のデザインを取り入れた「マリー オルガ」コレクションより、イベント当日に発表された日本先行発売モデル。マザー・オブ・パールのダイアルとダイヤモンドのインデックスを組み合わせ、流麗さを演出した。ストラップにはシャリオールでおなじみのトルクが用いられる。
(左)クォーツ。SS(縦32×横24mm)。3気圧防水。17万円(税別)。(右)クォーツ。SS(縦32×横24mm)。3気圧防水。ダイアルとベゼル、馬蹄型のラグに計158個のダイヤモンドを使用。57万円(税別)。
Contact info: 栄光時計 Tel.03-3837-0783