ロシアの独立時計師アントン・スハノフのトリプル・アクシス・トゥールビヨン

2020.03.29

世界で最も光り輝くトリプル・アクシス・トゥールビヨン

 株式会社ノーブルスタイリングは、ロシア、サンクト・ペテルブルクの独立時計師 ANTON SUHANOV(アントン・スハノフ)が手掛ける テーブル・クロック「 Pharos(ファロス)」 の日本での取り扱いを開始した。

/
アントン・スハノフ「ファロス」
■背後の候箱車にセットされたキーによる巻き上げ。27石。18,000振動/時。SSケース(円筒の直径86mm / 高さ190mm)。約8日間パワーリザーブ。6,000,000円(税別)。世界限定24台

古代世界の七不思議に思いをはせる

紀元前3世紀、プトレマイオスⅡ世の時代に建てられたとされる120mもの巨大灯台の遺構がアレキサンドリアの海中から発見された。1994年に発見されたこの巨大灯台はエジプト、アレキサンドリア港の湾口、ファロス島に立っていたとされることから「ファロス灯台」と呼ばれ、世界七不思議の一つに数えられていた。このPharos(ファロス)灯台からインスピレーション得て製作された、アントン・スハノフのファースト・モデルであるテーブル・クロックもPharos(ファロス の外観は文字通り、古典的な灯台の形をしている)と名付けられた。

3Dトゥールビヨン・ワールドタイム・クロック

 発光体がインサートされたテン輪が、古代から希望の象徴であった灯台の光のごとく、昼間はまばゆくちらつき、夜は闇を照らす。トゥールビヨン・キャリッジの周りには、円錐状の 24 時間表示、上部の円錐状のディスク上面にはタイムゾーン表示のための数字、側面には、各タイムゾーンを代表する都市名が刻まれている。これにより、世界中の地点の時刻を知ることができるだけではなく、時計のどの側からもそれを確認することができる。

独立時計師“アントン・スハノフ”

 ロシア人ウォッチメーカー Anton Suhanov(アントン・スハノフ)は、サンクト・ペテルブルク工科大学で CAD(Computer-Aided Design – コンピュータ 支援による設計)/ CAM(Computer-Aided Manufacturing – コンピュータ 支援による製造)等の技術における博士号を取得の後、防衛企業の設計局で働いていた。その後、2007年、ロシア人ウォッチメーカー、Konstantin Chaykin(コンスタンチン・チャイキン)との運命的な出会いにより、彼の工房にてコンストラクター、製造部門のディレクターを務め、そして2019年、自身の工房である ANTON SUHANOVを立ち上げた。

■ANTON SUHANOV 公式サイト http://www.anton-suhanov.com/

 

Contact info: ノーブルスタイリング Tel.03-6277-1604