ジラール・ペルゴは、1791年の創業以来培われてきた豊かな経験に基づく新しいモデル、「ロレアート アブソルート クリスタルロック」を発売する。この最新モデルは、1975年以降ブランドを代表するモデルとなってきたロレアートの伝統を継承しつつ、最先端の技術を採用した極めて未来志向の強いものとなっている。
超軽量、重さはわずか94グラム
ロレアート アブソルート 2019年モデルに続くスポーツ クロノグラフで、頑丈な軽量ハイテク カーボングラス製のケースに収められている。ロレアート アブソルートはクラシカルなロレアートを進化させたコレクションだが、サンドイッチ構造の文字盤で巧みに立体感を引き出す一方で、視認性に優れた魅力的な表示を実現している。搭載されている自社製の自動巻ムーブメント、キャリバー GP03300-1058には、今や伝説と化したジラール・ペルゴの時計製造に関するノウハウが存分に発揮されている。
自動巻き(cal.GP03300-1058)。63石。28,800振動/時。パワーリザーブ約46時間。カーボングラスケース(直径44mm、厚さ15.15mm)。50m防水。187万円(税別)。限定100本。
100本すべて文様が異なるケースとベゼル
新しいクロノグラフは直径 44mmで、カーボングラス製のケースに収められている。カーボングラスは頑丈で非常に軽い素材で、ロレアート アブソルート クリスタルロックも重量わずか94gしかない。カーボンファイバーとグラスファイバーの層を組み合わせたハイテク素材で、高温、高圧を加えることで均質化される。その後は、様々な形状に加工することが可能だ。こうして生まれるケースは、若干ざらつきのある、マットな質感に仕上がる。興味深いことに、製造時、内部の層に不規則性が生じてランダムな配列となることから、ケースはすべて異なる外観を呈し、どの時計も世界に一つだけのものとなるのも大きな特徴だ。
文字盤はサンドイッチ構造
文字盤にサンドイッチ構造を採用し、上の層には多数の開口部が設けられているため、そこから部分的に下の層が見えるようになっている。上の層のグレーのグラデーションと下の層のブラックが魅力的なコントラストを成し、バトン型インデックスがさらに奥行きを見せる効果をもたらしている。文字盤の下の部分に3つの積算計を配置し、文字盤を囲むフランジに分目盛りを刻むことでクロノグラフの視認性も一段と高められた。
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