ハリー・ウィンストンより、2021年の干支である丑をダイアルにあしらった「HW プルミエール・チャイニーズニューイヤー オックス オートマティック 36mm」が発表された。世界限定8本のみの販売となる。
今にも駆けだしそうな躍動感を持って描かれた、2021年の干支「丑」
毎年恒例となったハリー・ウィンストンのチャイニーズ ニューイヤーモデル。同社は2016年より、その年の干支をあしらったモデルを、中国で縁起が良いとされる世界「8」本限定で発表している。今回発表されたのは、2021年の干支である丑をテーマとした「HW プルミエール・チャイニーズ ニューイヤー オックス オートマティック 36mm」だ。
まず目に飛び込んでくるのは、ダイアルいっぱいに描かれたローズゴールドの丑だろう。角や脚には、トップジュエラーである同社の宝石職人がセットしたダイヤモンドが輝き、躍動感あふれる姿を一層輝かせている。マザー・オブ・パールによる深紅のダイアルは、素材特有の幻想的な虹色の輝きを放ち、光の当たり具合によってさまざまな表情を映し出す。ダイアル下部には中国の伝統的な絵画に見られる風景をオマージュした、起伏に富んだ山並みが描かれている。12時位置のインデックスは、創始者ハリー・ウィンストンが最も愛したエメラルドカットのダイヤモンドがセットされている。
ベゼルとラグ、リューズトップも含めて、ケースには合計57個ものダイヤモンドがセットされ、ダイアルを引き立てている。ダイヤモンドは、優雅なデザインのアルディロンバックルにもセットされており、ダイアルカラーと同じシャイニーレッドのストラップとともに、一体感を高めている。
シリアルナンバーが刻印されたケースバックはシースルーとなっており、ローズゴールド製のスケルトンローターを備えたムーブメントを鑑賞することができる。シリコン製ヒゲゼンマイを採用し、約68時間ものパワーリザーブを備えるこのムーブメントは、受けのコート・ド・ジュネーブや地板のサーキュラーグレインなど、細部にまで繊細な仕上げが施されている。
限定モデルらしく、ボックスは専用のものが用意されている。ゴールドのセリグラフィが施された、レッドラッカー仕上げで、新年を祝うに相応しい華やかな専用ギフトボックスとなっている。
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