コルムは、革新性を象徴する直線状のバゲット型ムーブメントが特長のコレクション「ゴールデンブリッジ」の誕生40周年を記念し、初代のレクタングルケースのデザインをベースにした2種類の限定モデルを発表した。
ゴールデンブリッジ誕生40周年記念モデル
専門家からの評価も高く、ジャーナリスト兼時計専門メディア、クイル&パッド編集長のエリザベス・ドーア氏は次のようにコメントしている。「ゴールデンブリッジは、20世紀を代表する名作腕時計のひとつです。現在多くの時計メーカーが発表しているフルスケルトンモデルの先駆けだと言えます。繊細に手彫り装飾された一直線のムーブメントがそのまま時計にする驚くべき発想。ムーブメントの巧緻さ、美しさと、それを創り出す繊細な職人技を眺めることができる素晴らしい時計です。」この長く愛される名作の誕生を記念し、初代モデルと同じフォルムであるレクタングルケースをベースに特別な装飾があしらわれた記念モデルがリリースされる。
過去のアーカイブ
1980年、著名な独立時計師であるヴィンセント・カラブレーゼとの共同開発よって誕生した「ゴールデンブリッジ」。当時、機械式時計産業が窮状に陥っていたにも関わらず、発表と同時に大成功を収めジュネーブで開催された国際発明展で優勝を獲得。技術的偉業としてコルムの名を押し上げた。全ての部品が単一のライン上に水平に整列し、従来のムーブメントよりも少ない部品数で構成されているその簡潔さこそが、比類のない独創的な時計として人々の心を引きつけている。
ゴールデンブリッジ レクタングル ハンドエングレービング
ひとつ目は、優美なボタニカル柄を18Kホワイトゴールドケース全面に手掘り装飾した「ゴールデンブリッジ レクタングル ハンド エングレービング」。この柄は、コルムの創業地ラ・ショー=ド=フォンで発達したアール・ヌーヴォーの一様式スティル・サパン(Style Sapin)を踏襲したもので、アカンサスの花とシダ植物をモチーフにしている。1980年に「ゴールデンブリッジ」を発表して以来、ムーブメントに施し続けているパターンであり、初代モデルからのDNAを受け継いでいることを表現している。コルムのブランド創業に携わった3人の共同創業者の人数にちなみ、世界限定3本が用意される。
ゴールデンブリッジ レクタングル
ふたつ目は、ケースバック側のサファイアクリスタルにキー鍵のモチーフを施した「ゴールデンブリッジ レクタングル」。過去のアーカイブを基にした復刻デザインで、18K ローズゴールドのケースに、18Kローズゴールドを用いたガラス表面の装飾が合わせられた。ゴールド製のムーブメントが橋のように見えたことから名付けられたゴールデンブリッジの原点を感じさせる素材だ。誕生40周年を記念し世界限定40本が用意される。時計ケース内側の3時位置に限定番号が刻印される。
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