ユニークなスケルトンダイアルのカール・スッキー&ゾーネ「ワルツNo.1 スケルトン ブルー・ダニューブ」が登場

2021.12.21

カール・スッキー&ゾーネの「ワルツNo.1 スケルトン」に新しくブルーダイアルモデル「ワルツNo.1 スケルトン ブルー・ダニューブ」が追加された。スリットが入れられたスケルトンダイアルが魅力のモデルだ。ブリッジにスケルトン加工を施したマイクロローター式自動巻きムーブメントを搭載する。

ワルツNo.1 スケルトン ブルー・ダニューブ


独自の魅力を放つスケルトンダイアルウォッチ

 カール・スッキー&ゾーネの「ワルツNo.1 スケルトン」に新しくブルーダイアルモデルが追加された。同社はかつて、オーストリア・ハンガリー帝国の宮廷でも愛用された高級時計ブランドである。同国の解体とともに休眠状態となっていたが、2016年に復活を遂げた。

ワルツNo.1 スケルトン ブルー・ダニューブ

カール スッキー&ゾーネ「ワルツNo.1 スケルトン ブルー・ダニューブ」
スリット加工によるスケルトンダイアルが特徴的な「ワルツNo.1 スケルトン」。今回発表されたのは、そのブルーダイアルモデルである。大胆なデザインであるが、ブランドの作品に共通するシンプルさは損なわれていない。自動巻き(Cal.VMF 5401/180)。29石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径41.5mm、厚さ9.3mm)。3気圧防水。参考価格2万4495ユーロ。

「ワルツNo.1 スケルトン」は、ブランドの復活とともに同社が発表したシンプルなドレスウォッチ「ワルツNo.1」をベースに、ダイアルに個性的なスケルトン加工を施したモデルである。ダイアル左半分は縦方向のスリットが入り、右半分には横方向のスリットが施されている。

 一般的なスケルトンダイアルでは、内部のムーブメントを大胆に露出させたモデルが多いが、「ワルツNo.1 スケルトン」の場合は、同社の他モデル同様にミニマルな魅力を崩さぬよう慎重にデザインされている。6時位置で回転するディスクは、ワルツの円舞をイメージした「ワルツィング・ディスク」である。1分で1回転するこのディスクはスモールセコンドの代わりとなるものだが、あえて正確な秒数を表示しないことで、ゆったりとした時の流れを感じることができる。

ワルツNo.1 スケルトン ブルー・ダニューブ

マイクロローター式の自動巻きムーブメントを採用することで、薄型化を実現している。ステンレススティール製のケースは、ラグの長さが抑えられており、着け心地にも配慮されていることが分かる。

 ムーブメントは、ブラックPVD加工のブリッジにスケルトン加工を施した、ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ製の「Cal.VMF 5401/180」。マイクロローターによる自動巻き機構を備えているため、自動巻きムーブメントでありながら輪列を隅々まで鑑賞することができる。またダイアルカラーに合わせ、ブルーカラーのアリゲーターストラップが装着されている。

ワルツNo.1 スケルトン ブルー・ダニューブ

サファイアクリスタルを通して、スケルトナイズされたムーブメント「Cal.VMF 5401/180」を鑑賞することができる。ブリッジはブラックPVD加工が施されており、ローターにはブランドのロゴが刻まれている。


Contact info: ノーブル スタイリング Tel.03-6277-1604


カール・スッキー&ゾーネ初となる機械式クロック「テーブルワルツ」を発表

https://www.webchronos.net/news/70289/
オーストリアの時計ブランド「カール・スッキー&ゾーネ」日本初上陸

https://www.webchronos.net/news/20921/
ダニエル・ビュレンがデザインを手がけたTrilobe(トリローブ)のクロック「La Réciproque(相反)」をオンリーウォッチに出品


https://www.webchronos.net/news/68325/