ハリー・ウィンストンは、2016年から毎年発表しているバレンタイン限定モデルの最新作を発表した。7作目となる「HW プルミエール・バレンタインズ フライングハート オートマティック 36mm」は、祝福の象徴であるバルーンが、マザー・オブ・パールや貴石を組み合わせたダイアルに描かれている。世界限定14本という希少性の高さにも注目したい。
愛を表現するバルーンのブーケ
ハリー・ウィンストンは、2016年からバレンタインシーズンに限定モデルを発表してきた。7作目となる今回の2022年モデル「HW プルミエール・バレンタインズ フライングハート オートマティック 36mm」には、バレンタイン限定モデルで2度目となる、HW プルミエール・コレクションが選ばれた。
自動巻き(Cal.HW2008)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KWGケース(直径36mm、厚さ8.4mm)。3気圧防水。世界限定14本。610万5000円(税込み)。2022年1月末発売予定。
バルーンの空高く舞い上がる姿は、祝福の象徴として人生の幸せな瞬間を常に彩るもの。今回の新作では、色とりどりのハート型の風船を鮮やかなブーケのように束ねたダイアルのデザインを採用することで、ロマンティックな恋の情景を表現している。
マザー・オブ・パールの空に浮かぶハート型のバルーンは、30個のラウンド・ブリリアントカット・ルビーと26個のパウダーピンク・サファイア、24個のダイヤモンドおよびマザー・オブ・パールのカボションによって描かれた。グレインセッティングによってさまざまなサイズのジェムストーンをレイアウトし、ビーズのように繊細な爪で石を固定するこの技法により、生命力に満ちた表情を与えている。
ダイアルのベースとなったマザー・オブ・パールの魅力は、光の加減によって変化するその虹色の輝きだ。レッド、ピンク、ホワイトカラーのカボションを使用したハートモチーフは、ふっくらとしたボリューム感を湛え、ダイヤルに立体感を与えている。20個のハート型バルーンは、ツイストされたゴールドの糸によってつながれており、愛によって生まれる強い絆を表現。そして、永遠に変わることのない深い愛の象徴として、すべてのバルーンが2個のルビーによって、しっかりと束ねられている。
時計としての機能は実にシンプル。センターのバルーンを貫くのは時分針のみで、高品質なムーブメントによって、正確に時を刻む。搭載するムーブメントは自動巻きのキャリバーHW2008で、シリコン製のヒゲゼンマイや約72時間のパワーリザーブを備え、高い精度を実現している。
このムーブメントの動きと仕上げは、トランスパレント仕様のケースバックから鑑賞することが可能。18Kローズゴールド製のローターはスケルトン加工が施され、サーキュラー・コート・ド・ジュネーブやサーキュラー・グレインなどの仕上げが、細部にまでおよぶブランドの美意識を表している。
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