イタリア発のウォッチブランド、スピニカーは、荒波に揉まれた人工物を再現したダイバーズウォッチの新作「WRECK(レック)」を発表した。長期間使い込んだような外装の傷や、文字盤の経年変化を再現したヴィンテージ加工が魅力の本作は、公式オンラインストア限定のモデルだ。
手作業によるヴィンテージ加工
自動巻き(Cal.NH35)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径44mm)。200m防水。公式オンラインストア限定。3万9600円(税込み)。
スピニカーは今回、新たなダイバーズモデル「WRECK(レック)」を発表した。本作最大の魅力は、ケースやベゼルのみならず、針やインデックスなどの外装パーツに施されたヴィンテージ加工だろう。この新ラインナップのテーマである“海の荒波に揉まれた人工物”の質感を再現するために、火炎を噴射するブロートーチや、希薄な酸液中にパーツ浸す「酸浴」などを行うが、それらはすべて手作業で処理されている。
自動巻き(Cal.NH35)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径44mm)。200m防水。公式オンラインストア限定。4万6200円(税込み)。
海の中で悠久の年月を過ごしたような古びた佇まいは、職人の手によって生み出されているため、ひとつひとつ僅かに異なる表情を持つ。大胆な擦り傷の入ったケースに、色の薄れた回転ベゼル、焼けた文字盤のアワーマーカーと針に塗布された蓄光塗料は経年劣化している。まるで10年以上、ダイバーが現場で使い込んだかのような風貌だ。
その一方で、古びた“ように見える”パーツには高品質な素材が採用されている。風防は強度と透明性に優れたサファイアクリスタル製で、針とインデックスはスイス製の明るい蓄光塗料、スーパールミノバを使用。逆回転防止ベゼルや200m防水を備えるなど、ダイバーズウォッチとしての基本性能を備えている。
また搭載するムーブメントは、セイコーのキャリバーNH35。多くの腕時計に採用される信頼性の高さと、文字盤3時位置の窓に日付が表示され利便性も兼ね備えている。なお、本作は公式オンラインストアでのみ販売されているモデルだ。
スピニカー公式オンラインストアURL:https://www.u-collection.com/c/brand/spn
コレクション紹介ページURL:https://www.spinnaker-watches.jp/feature/wreck
Contact info: ウエニ貿易 Tel.03-5815-3277
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