ジラール・ぺルゴは、1970年代に発売した通称「キャスケット」の復刻モデル、「キャスケット2.0」を発表した。本作はケースとブレスレットにセラミックとチタンを採用する。数量限定820本が用意される。
多くのコレクターを魅了した「キャスケット」が満を持して復刻
2021年のオンリーウォッチにて、ジラール・ぺルゴがフォージドカーボンケースの「キャスケット」を出品したのは記憶に新しい。キャスケットは、同ブランドが1976年から78年の間、8200本のみ生産した、チューブ状LEDを採用するデジタルウォッチである。
アナログウォッチのデザイン制約から解放されることにより、人間工学に基づいたフォルムを獲得したこのモデルは、今までに多くのファンを魅了し続けてきた。今回、その「キャスケット」が、数量限定820本で発売されることが発表された。
ユニークだが、理に適ったデザインを持つ「キャスケット2.0」。キャスケットは、もともと1970年代のオリジナルモデルに対する愛称であったが、今作では正式にモデル名として採用されることとなった。クォーツ(Cal.GP03980)。ブラックセラミック×Tiケース(縦42.4mm×横33.6mm、厚さ14.64mm)。50m防水。世界限定820本。56万1000円(税込み)。
本作は、ブラックセラミックスとグレード5チタンを組み合わせたケースとブレスレットを採用することにより、耐アレルギー性と耐傷性の向上に加え、軽量化を図っている。その重量は107gと、軽快な着用感をもたらすに十分な数字であるが、さらにブレスレットの内側にラバーが用いることによって、快適さを向上させている。
時刻をはじめとする各情報は、必要なタイミングでボタンを押下することにより、ディスプレイ上に表示される。オンデマンド式とした理由は、バッテリーの消費を節約するためである。1日に平均20回、表示をオンにすると仮定して、およそ2年間使用することができる。
表示される情報は、時、分、秒、年、月、曜日、日にちの他、クロノグラフ、セカンドタイムゾーン、シークレットデイトがある。シークレットデイトとは、予め選択した日付を任意の時刻に表示させるものである。思い出に残る記念日を時計の中に記録することができる、遊び心にあふれた機能だ。
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