スピニカーより、新作「フルース」が発表された。今作は、回転ベゼルに取り付けられた強化ガラスがクラシカルな印象をもたらすダイバーズウォッチだ。国産の自動巻きムーブメントを搭載し、1型3種がラインナップされる。
艶やかなベゼルとカラーバリエーションが魅力のクラシックなダイバーズ
2019年10月に日本上陸を果たし、注目を集めるイタリア発の腕時計ブランド、スピニカーより、新作「フルース」が発表された。今作は、ダイビングエンジニアであるヘンリー・フルース氏に敬意を表したクラシカルなダイバーズウォッチだ。3種類のカラーバリエーションがラインナップされており、カラーに合わせたダイアルの仕上げが施されている。
モデル名の由来となったのは、1878年にリブリーザー(循環式呼吸装置)を改良した特許を取得したダイビングエンジニアの先駆者、ヘンリー・フルース氏である。ダイバーズウォッチが発明されるのはそれよりも先のことであるが、フルースには、当時の空気感が巧みに取り入れられている。自動巻き(Cal.TMI-NH35)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径43mm)。150m防水。各3万8500円(税込み)。
スピニカーは、ヴィンテージデザインのダイバーズウォッチを得意としており、今回発表されたフルースにも、その同ブランドらしさを見ることができる。回転ベゼルは盛り上がった強化ガラスによってカバーされており、スーパールミノバが塗布されたインデックスは、バーとアラビアを組み合わせたものだ。
ブラウンダイアルモデルは公式オンラインストア限定で販売される。ダイアルの仕上げやスーパールミノバのカラーは、モデルごとに異なる。ブラウンモデルに至っては、ダイアル12時位置のロゴが筆記体になっており、レギュラーモデルとは異なる雰囲気を楽しむことができる。自動巻き(Cal.TMI-NH35)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径43mm)。150m防水。公式オンラインストア限定。4万4000円(税込み)。
ダイアルカラーは、レッド、ブルー、ブラウンの3色が用意されているが、レッドはサンレイ仕上げ、ブルーとブラウンは繊細な凹凸のパターンと仕様を変えることによって、それぞれの魅力が引き立つ工夫が盛り込まれている。150m防水を備えるケースは直径43mmの大型であるが、ラグが短く断ち切られているため、コンパクトな印象になっている。
ムーブメントはCal.TMI-NH35。傑出したスペックを持っているわけではないが、信頼性が高く、日付表示付きの実用的な自動巻きムーブメントである。
レギュラーモデルであるレッドダイアルとブルーダイアルには、防水加工が施されたカーフストラップが装着されており、公式オンラインストア限定のブラウンダイアルモデルには、ステンレススティール製ブレスレットが装着されている。
スピニカー公式オンラインストアURL:https://www.u-collection.com/c/brand/spn
コレクション紹介ページURL:https://www.spinnaker-watches.jp/feature/fleuss
Contact info: ウエニ貿易 Tel.03-5815-3277
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