【2022年 新作】パテック フィリップ がオリーブグリーンを取り入れた5205Rの新作を発表

2022.04.07

パテック フィリップは、ウォッチズ&ワンダーズの新作として、オリーブグリーンの文字盤を採用した5205Rの新モデルを発表した。曜日、日付、月を弧状に表示する本シリーズに加わった、18Kローズゴールド製ケースのニューバージョンである。

5205R


色彩表現の豊かさを物語るオリーブグリーンダイアル

 数々の腕時計ブランドが集結し新作時計の発表を行う、ウォッチズ&ワンダーズ 2022。パテック フィリップはこのイベントでさまざまな新モデルを発表したが、今回紹介するのは、同ブランドの色彩表現力を体現する1本である。

5205R

パテック フィリップ「年次カレンダー・ムーンフェイズ」5205R
自動巻き(Cal.324 S QA LU 24H/206)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。18KRGケース(直径40mm、厚さ11.36mm)。3気圧防水。642万4000円(税込み)。

 本作は、オリーブグリーンの文字盤と18Kローズゴールド製のケースを採用する、5205Rの新たなバリエーションとして登場した。2013年から続く本シリーズは、ホワイト・オパーリンとラック・ブラックの文字盤を備えたモデルがラインアップされており、徐々にラインナップを充実させている。

5205R

 コンテンポラリーな色をまとう本作の文字盤にはソレイユ仕上げが施され、中心から外周に向かって色調が濃くなるグラデーションが魅力だ。12時位置に弧状に配置されている曜日、日付、月を表示する小窓は、18Kローズゴールド製のフレームによって強調され、美観と視認性を高めている。なお本作が搭載するのは年次カレンダーで、1年に1回、2月末にのみ修正が必要だ。

5205R

18Kローズゴールド製のケース。凹型のベゼルや、側面を窪ませ空洞を設けたラグが特徴的で、全面に施されたポリッシュ仕上げが洗練されたフォルムを際立てている。

 鋭利な先端形状を持つドフィーヌ型の時分針や植時のアワーマーカーには、鏡面で仕上げたファセットカットが施され、文字盤上に高いコントラストをもたらしている。また文字盤の中心やムーンフェイズを表示するサブダイアル、そして文字盤全体を囲むフレームはわずかな溝になっており、そこには18Kローズゴールドのメッキがかけられている。表示を強調させつつも上品さを失わない、パテック フィリップだからこそ成せるデザインである。

5205R

 この文字盤に合わせ、ケースに装着されたアリゲーターストラップは2トーンで染められた濃いオリーブグリーンカラーだ。付属するピンバックルも18Kローズゴールド製のため、本体に違和感なくマッチしている。

 また、トランスパレント仕様になったケースバックからは、搭載するムーブメントCal.324 S QA LU 24H/206を鑑賞する事ができる。21Kゴールド製のローターをはじめ、丁寧な仕上げが施されたパーツは、目を見張るほど美観に優れる。

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Contact info: パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター
Tel.03-3255-8109


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