海とセーリングレースと関わりの深い豊かな歴史とヘリテージを持つコルムは、カーボンとスーパールミノバを混ぜ合わせた新ケースを採用したアドミラルの新作「アドミラル 45 オープンワーク オートマティック」を発表した。これにより、アドミラルコレクションに、スポーティーかつグラマラスなイメージをプラスしていく。
自動巻き(cal.CO297)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。カーボン(直径45mm)。100m防水。627万円(税込み)。6月発売予定。
暗闇でスーパールミノバが輝くカーボン製ケース
60年以上前に発表されたアドミラルは、コルムが重要な役割を果たした当時の偉大なセーリングレース「アドミラルズカップ」にインスパイアされた時計コレクションだ。メゾンを代表するこのモデルは、特徴的な12角形のベゼルと航海ペナントをインデックスとして配した文字盤によって高い認知度を誇っている。スポーティーでありながらエレガントなアドミラルウォッチは、現代においてもスキッパーをはじめとしたヨットマン、そして海を愛するすべての人々に最適なライフスタイルを表現している。
この45mmのタイムピースは、超軽量なブラックカーボン製だ。カーボンは炭素繊維からなる軽量な素材であり、独特な折柄が特徴のひとつである。潮の満ち引きや季節によって変化する色彩にインスピレーションを受け、夜光性のグリーンのスーパールミノバをケース素材に含ませた。夜には、カーボンケースに含まれたスーパールミノバが、まるで何千もの光のように輝き、その隠れた美しさを表すのだ。
この特別な美しさを実現するために、カーボンファイバーに特別な加工を施した上で、グリーンのスーパールミノバを組み合わせている。こつの素材を特定の圧力と温度で溶かし合わせるのだが、それには微妙な技術とノウハウが混在している。このプロセスにより、複数のカーボンファイバーがさまざまな形状を生み出し、すべてのタイムピースがユニークなものになるのだ。
オープンワークのダイアルにより、インハウスムーブメントの自動巻き機構を両面から深く観察することができ、香箱やゼンマイ、部品の丁寧な仕上げなども眺めることができる。アドミラルの美しいデザインコードを継承し、アイコニックな12角形のベゼルを採用。ブリッジは航海ペナントのインデックスと組み合わせ、セーリングの帆をイメージした幾何学的な形状でデザインされている。自動巻きのインハウスムーブメントCO297は、振動数4Hz、パワーリザーブは約48時間。裏蓋にはサファイアガラスを採用し、360度回転するローターを眺めることができる。
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