数々の“世界初”を開発してきたフォルティスの歴史において、宇宙飛行を想定した新たな「ストラトライナー・コレクション」4モデルが誕生した。「トラストライナー S-41」と名付けられた4カラーの新作は、成層圏でテストされた初のムーブメントを搭載している。
過酷な環境にも耐える“宇宙旅行のための腕時計”
フォルティスの新作「ストラトライナー S-41」は、宇宙を旅する人を想定して作られた新しいストラトライナーである。搭載されるマニュファクチュールキャリバーWERK17(ヴェルク17)は、成層圏の過酷な条件下でテストされ、認証されている世界初のムーブメントである。
それぞれのモデルには調整可能なクラスプを備えたステンレススティール製のブレスレット仕様と、サステナブルなオリーブの葉で加工したフォールディングクラスプ付きカウレザーストラップ仕様が準備されている。自動巻き(Cal.WERK17)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。リサイクルステンレススティール 316L-1.4404製ケース(直径41mm、厚さ14.60mm)。20気圧防水。ブレスレット仕様:74万8000円(税込み予価)。レザーストラップ仕様:69万3000円(税込み予価)。
フォルティスは本作の開発にあたり、スウェーデン宇宙公社と新たなパートナーシップを結び、微小重力、極端な温度、放射線、微小密度、さらには250kmの突風などの環境下でテストを行った。WERK17は自動巻きのクロノグラフムーブメントで、緻密な制御を可能にするコラムホイールを採用しているのが特徴である。
自動巻き(Cal.WERK17)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。リサイクルステンレススティール 316L-1.4404製ケース(直径41mm、厚さ14.60mm)。20気圧防水。ブレスレット仕様:74万8000円(税込み予価)。レザーストラップ仕様:69万3000円(税込み予価)。
カスタムメイドのトラバーシングブリッジによる究極の堅牢性が証明され、フォルティスの性能要件に準拠し、クロノメーター基準を凌駕するテストが実施された。ムーブメントメーカー、ケニッシとのコラボレーションが成功したことに加え、マニュファクチュールであるラ・ジュー・ペレと緊密に協力し、このキャリバーWERK17を追加した。またストラトライナー・コレクションの41mmケースに採用されているのは、リサイクルステンレススティールである。
自動巻き(Cal.WERK17)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。リサイクルステンレススティール 316L-1.4404製ケース(直径41mm、厚さ14.60mm)。20気圧防水。ブレスレット仕様74万8000円(税込み予価)。レザーストラップ仕様:69万3000円(税込み予価)。
本作は4種類のダイアルバリエーションで構成されている。「ホワイトダスト」「クールグレー」「コズミックグレー」の3種類のダイアルに加え、日本の染色文化の象徴とされた藍染のジャパンブルーカラーをまとった「ブルージャパン」の合計4種類だ。ブルージャパン以外は2022年夏に発売予定で、ブルージャパンについては日本で今夏スタート予定の「フォルティスe-サイト」でのみ、2022年の年末に購入することができる。
自動巻き(Cal.WERK17)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。リサイクルステンレススティール 316L-1.4404製ケース(直径41mm、厚さ14.60mm)。20気圧防水。ブレスレット仕様74万8000円(税込み予価)。レザーストラップ仕様:69万3000円(税込み予価)。
ブルージャパンのモデルにはちょっとした遊び心が用意されている。チーフデザイナーのグザビア・ぺルノーは「もしも秒針が超高速で動いたなら、ダイアルの中央に日本の国旗が見える」という。
スモークサファイアクリスタルの裏蓋には、フォルティスの“スペースシップ・ウィンドウ”と名付けたクリアな小窓があり、コラムホイールの動きを観賞することができる。12時位置ケースの見返しリングや裏面に刻印されたドイツ語“Der Himmel is nicht das Ende der Welt”(天は人の上にあらず)は無限に広がる空を連想させる。直訳すると“Heaven is not the end of world”となるが、人の存在や時間について考えさせられる言葉である。
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