長い歴史の中で様々な世界初の歴史的フライトの記録をはじめ、空、陸、海のパイオニアたちと挑戦を共にしてきたロンジン。その豊かなヘリテージストーリーを継承し、2020 年に生まれた「ロンジン スピリット」シリーズ。ヘリテージパイロットウォッチの機能をベースに最新の技術を搭載した歴史と革新が一体となったコレクションです。GMT のパイオニアであるロンジンから、GMT モデル「ロンジン スピリット ズールータイム」が登場する。
ロンジン スピリット ズールータイム
自動巻き(Cal.L844.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径42mm、厚さ13.9mm)。10気圧防水。39万7100円(税込み)。
ベゼルは傷がつきにくく強度の高いセラミック製。24 時間目盛りが付いた双方向回転ベゼルにより別のタイムゾーンを表示できる。ラッカー仕上げの数字と、12 時位置の Super-LumiNova® の三角表示が高い視認性を実現する。またレザーストラップタイプにはノッチのついたプッシュピースを搭載、これにより装着したままでのサイズの微調整が可能になった。ワンタッチで簡単に付け替え可能なインターチェンジャブル仕様で、人間工学に基づきソフトなラインの短いラグを装着した。これによって快適な着け心地と美しい外観を実現。ブレスレットとケースバンドの接続バランスにより生まれた、あらゆる手首にフィットする完璧なバランスを実現するだろう。
自動巻き(Cal.L844.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径42mm、厚さ13.9mm)。10気圧防水。38万2800円(税込み)。
自動巻き(Cal.L844.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径42mm、厚さ13.9mm)。10気圧防水。39万7100円(税込み)。
自動巻き(Cal.L844.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径42mm、厚さ13.9mm)。10気圧防水。38万2800円(税込み)。
ロンジンのムーブメントについて
何世紀にわたり時計製造技術において先駆者としての役割を果たしてきたロンジン。現代に至るまで重ね続けてきた革新と卓越性の追求の中から生まれたシリコン製ヒゲゼンマイ自動巻きムーブメントは、軽量かつ耐腐食性に優れ、温度や磁気の影響も受けにくい特性がある。ロンジンはシリコン製ヒゲゼンマイムーブメントを搭載したすべてのモデルに5 年間の保証を提供している。
世界初のノンストップ太平洋横断飛行を達成
1931 年、ロンジンが開発した特別なコックピットクロックが、アメリカのパイロットで、クライド・パングボーンとヒュー・ハーダンに届けられた。時と分を示す針と、2 つの同軸の24 時間ダイアルが装備されたこの特別な計器と共に、彼らは日本の三沢市淋代海岸から米国ワシントン州ウェナッチバレーまで、世界初のノンストップ太平洋横断飛行を達成した。
複数時間帯表示時計からパイロットウォッチ開発までの道のり
複数の時間帯を示す時計の開発において、100 年以上の経験と知識を持つロンジン。はじまりは1908 年のオスマン帝国(現在のトルコ)。国家間の行き来や公共交通を使用する機会が増えてきた当時のニーズに応え、2 つのタイムゾーンを示す最初のロンジンポケットウォッチを開発。時間と分を表示するために、2 組の針により同じ文字盤でトルコ時間とフランス時間を表示した。
1908年 モントレ テュルク
トルコ時刻から西欧時刻への変換期を象徴。1911 年にこの技術の特許を申請し、1918 年に2 番目の特許を申請。そして1925 年、ロンジンで初めて第二時間帯を表示す腕時計が登場。このモデルの文字盤にある“Zフラグ”からインスピレーションを受けロンジンスピリットズールータイムが生まれた。
1925年 ロンジン ズールータイム
第2時間帯を表示する腕時計を初めて開発。ダイアルにズールータイムを示すZフラグを配置。
1931年、ロンジンが開発した特別なコックピットクロックが、アメリカのパイロットで、初の太平洋無着陸横断飛行の成功者、クライド・パングボーンに届けられた。 この特別な計器には、時と分を示す針と、2 つの同心の24 時間ダイアルが装備された。
1931年 ロンジン コックピットクロック
クライド・パングボーンとヒュー・ハーダンに提供されたもの。パイロット想定仕様のダブルアワーサークルと24時間ダイヤルを配置。このコックピット時計の同型では、後に2 つの12 時間ダイアルを備えた時計も開発。1933 年にロンジンが改造したパイロットの腕時計には、2 組の時針と分針が装備された大型の47 mmウィームス時計があった。
1933年 ロンジン ウィームス
2 本の針を別々に調整できるパイロット用腕時計。2 組の時針と分針により2 つの時間帯の時刻を表示
1935年 ロンジン パイロットウォッチ
可動式のダブル文字盤、12時位置のリューズで操作する回転式インナーベゼル。
1937年 ロンジン コックピットクロック
2 組の時針と分針と回転ベゼル、発光インジケーターを装備。
新しいロンジン スピリット ズールータイムは、パイロットをはじめとした挑戦者たちとロンジンとの新しい歴史の1ページを創り出すタイムピースとなるだろう。
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