【2022年 新作】ジラール・ペルゴ、アストンマーティンとの新たなコラボモデル「ロレアート アブソルート クロノグラフ アストンマーティン F1 エディション」を披露

ジラール・ぺルゴは、アストンマーティンとのコラボモデル、「ロレアート アブソルート クロノグラフ アストンマーティン F1 エディション」を発表した。ケースの素材に、実物のF1レーシングカーから取り出したカーボンを使用した特別なモデルに仕上がっている。世界306本限定だ。

アストンマーティンの世界観を巧みに取り込んだ、コラボレーション第3弾

　ジラール・ぺルゴは、イギリスの超高級高性能車メーカー、アストンマーティンおよびアストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ 1™ チーム（AMF1）とのパートナーシップによる新作モデル、「ロレアート アブソルート クロノグラフ アストンマーティン F1 エディション」を発表した。

　2021年にアストンマーティンとのパートナーシップを締結し、送り出してきた「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン アストンマーティン エディション」と、「ロレアート クロノグラフ アストンマーティン エディション」に続く3作目のコラボレーションモデルとなる。

　これまでのコラボレーションモデル同様、今作もアストンマーティンの世界観を取り入れたスポーティなモデルに仕上がっている。ダイアルには、ロレアート クロノグラフ アストンマーティン エディションでも採用された、クロスハッチング仕上げが施されたアストンマーティン レーシンググリーンが採用されており、クロノグラフ使用時の判読性を高めるため、クロノグラフ秒針と30分積算計の針はライムカラーに彩られている。

　スタート、ストップを担う2時位置のプッシュボタンにもライムカラーのマークが採用され、リセットを行うための4時位置のプッシュボタンにはグリーンのマークがされており、可能な限りヒューマンエラーを排除するための工夫が見て取れる。

　マーブル模様のケースは、チタンとカーボンの複合素材が採用されている。軽量化を図るうえで効果的な素材の組み合わせであるが、ただ機能性を追及しただけではない。今作に採用されたカーボンは、2021年シーズンに使用された2台のF1レーシングカーから取り出したものである。このカーボンは、ラバー合金ストラップにも採用されている。実際にサーキットを疾走した素材を常に身に着けることができるというのは、ファンにとってまさに夢のようなことだろう。

　今作は、「ロレアート アブソルート クロノグラフ」として初めてシースルーバックが採用されており、搭載するキャリバーGP03300-1058を鑑賞することができる。機能性と浪漫を詰め込んだ今作は、数量限定306本で用意される。この本数は、2022年のイギリスグランプリの決勝において、ドライバーのランス・ストロールとセバスチャン・ベッテルが目指す総走行距離にちなんでいる。