鯖江市で生産されるモダンなアイウェア「jugaad14」の多様性に満ちたコレクション

2022.09.13

鯖江市は世界的にも有数のアイウェアの産地である。技術・品質ともにトップレベルであり、洗練されたスタイルで多くのユーザーの日常に溶け込んでいる。今回、シーンを選ばずコーディネートできるファッションアイウェアを目指すブランド「jugaad14」（ジュガードフォーティーン）から発表される、ふたつの新作コレクションを紹介する。

jugaad14

ジュガードフォーティーンの新作「HORIZON」（ホライゾン）が発売される。レンズバリエーションも各クリアフレームに対し3色増え、さらに選ぶ楽しみが広がった。

エシカルなものづくりで美しさと実用性を両立

HORIZON CLEAR BLACKにライトブルーレンズを組み合わせたモデル。ライトブルーのレンズは目元のくすみを消してくれる効果もある。可視光線透過率55％。8800円（税込み）。

　Jugaadとはヒンディー語で「革新的な問題解決の方法」を意味する。限られた資源の中でアイディアを働かせて新しいモノを創造し、解決方法を見つけるということだ。Jugaad14が持つ企業理念に“Keep it simple”という考えがある。それは、過剰な機能を持たせることなく、シンプルに目的を果たすことにつながる。

　Jugaad14の製品の特長として金属素材は一切使用せず、エシカルな素材のみで美しく、合理的なものづくりを体現している点が挙げられる。

　フレームはバイオマスプラスチック製フレームから成り、その素材は綿花採取後の産毛状繊維を80％以上使用する人と環境にやさしい植物由来であるため、使用後、自然環境下で環境負荷がない素材に戻り分解され自然に還る。また、専用袋や紙箱もすべて再生原料を使用している。

HORIZON CLEAR GREYにライトブルーレンズを組み合わせたモデル。ユニセックスで使えるモダンなデザインなのでパートナーと共有もできそうだ。ライトブルーのレンズは昼間の強い日差しを緩和する効果があり、ウィンタースポーツやサイクリングをはじめ、雪面や道路からの反射光を和らげる。可視光線透過率55％。8800円（税込み）。

時代を超えたボーダレスなデザイン

ベーシックに使えそうなHORIZON CLEAR BROWNにダークグリーンのレンズを組み合わせたモデル。ダークグリーンのレンズは目が疲れにくく、ドライブなど長時間にわたり目を使う時に適している。可視光線透過率15％。8800円（税込み）。

　本作は1950年～60年代のフランスのヴィンテージフレームをベースに現代的に再構築したモデルだ。曲線と直線でデザインされるリムは太陽が昇る水平線をイメージしている。クラシックになり過ぎないようにブリッジ幅にゆとりを持たせ、日本人の目鼻バランスに相性良くデザインされている。アイウェアを着用する多くの日本人の悩みはパッド（鼻あて）の部分が合わないことによる着用感ではないだろうか。

　Jugaad14のHORIZONはパッド部分がやや高めに設計されており、日本人の鼻周りを徹底的に研究し、鼻ずれを抑えているのでストレスのないかけ心地だ。モダン（テンプル先端部）は弾性を持たせた作りになっており、適度なフィット感を持たせ、さらに24gという計量な作りで締め付け感のない着用感を実現している。

HORIZON CLEAR BROWNのフレームにライトブラウンのレンズを組み合わせたモデル。肌色になじみやすく、着用しやすいデザインとなっている。色のコントラストを高め、青色系の光をカットする効果があるため、視界がクリアになる。また、緑色が明瞭に見えるようになり、ゴルフをするときに適している。可視光線透過率60％。8800円（税込み）。