独創的なフォルムが特徴のカルティエ「ぺブル シェイプ」ウォッチが誕生50年を記念し、復刻モデルが発表された。「ぺブル シェイプ」ウォッチは、当時限られた数のみ発売されたため、とても稀少性の高い存在。オリジナルモデルが持つディテールを見事に受け継いだ、愛好家向けの限定エディションだ。
Davide Parere © Cartier
「ぺブル シェイプ」ウォッチのオリジナルモデルが発表された1972年は、スウィンギング ロンドン真っ盛りのエネルギッシュな時代である。「ぺブル」以外にも67年の「クラッシュ」や69年の「マキシ オーバル」、70年の「ダブルストラップ」など、自由な発想で大胆で斬新なデザインが多く生まれた。
カルティエ愛好家向け“レアモデル”復刻
最初期のモデルから最新作に至るまで、稀少なカルティエを収集する愛好家に朗報だ。今回発表された「ぺブル シェイプ」ウォッチは、オリジナリティあふれる斬新なフォルムの中に、カルティエが受け継いできた伝統とたゆまぬ進化が共存する。
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カルティエ「ぺブル シェイプ」ウォッチ
手巻き(Cal.430MC)。18石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約38時間。18KYGケース(直径36mm、厚さ6.29mm)。3気圧防水。世界限定150本。640万2000円(税込み)。
手巻き(Cal.430MC)。18石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約38時間。18KYGケース(直径36mm、厚さ6.29mm)。3気圧防水。世界限定150本。640万2000円(税込み)。
カルティエはこれまでにも、時計コレクターや愛好家に向けて復刻モデルを発表してきた。オリジナルに限りなく近い形で発表されるこういったモデルは、カルティエが手掛けてきた時計の歴史における重要なマイルストーンであり、メゾンを象徴する独創的なフォルムに敬意を表すものである。
最近では2021年に100本限定で発表された「パシャ」のコンプリートカレンダーモデルや、誕生100周年を祝って150本限定で発表された「タンク サントレ」の復刻モデルが挙げられる。
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18Kイエローゴールド製のケース、エッグジェルカラーのダイアルに配されたローマ数字、ブルースティールの針、シークレットサインといった、あらゆるデザインコードからも、この復刻モデルがカルティエのアイデンティティが受け継がれていることが感じられる。付属するストラップは、18Kイエローゴールド製アルディロンバックルを備えた、クリアブラウンカラーのカーフレザーブレスレットとなっており、洗練されたヴィンテージ感をもたらしている。
本作は「ペブル シェイプ」ウォッチの誕生50年を記念して作られたものである。前例のないデザインは、オリジナルモデルが誕生した当時の活気に大きな影響を受けていると言えるだろう。見る人に今も驚きを与えるデザインは、オリジナルモデルに極めて近いかたちで、小石のような丸み、落ち着いた雰囲気を漂わせながら、ラウンド型のケースとスクエア型のダイアルを見事に融合させている。
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150本のみ製作される「ペブル シェイプ」ウォッチは、オリジナルモデルを特徴づける繊細な佇まいだ。カルティエの手巻きムーブメントの中で最も薄い、手巻きのキャリバー430 MCを搭載。独創的なデザインでありつつ、無駄を削ぎ落としたライン、洗練されたディテールという、ルイ・カルティエが礎を築いたメゾンの原則に基づいてデザインされている。
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