カルティエは、「カルティエ ブティック パリ ラペ通り 13 番地」のコンセプトとデザインを一新し、約2 年のリノベーションを経てリニューアルオープンした。アトリウムから差し込む自然光が館内を明るく照らすこの建物は、6 フロアで構成されている。そのアイデンティティを語るうえで欠かせない要素やファサードは保持しながらも、メゾンの生命が息づくシンボルとして再解釈された。輝き、垂直性、モダニティ。この3 つのキーワードをベースに、多面的でありながら統一感のある空間が広がっている。
はじまりの場所
父親アルフレッドの事業に参画するようになったばかりのルイ・カルティエが、1899 年にファミリービジネスの未来として思い描く並外れた運命にふさわしいパリの拠点として選んだのが、まさにこのラペ通り13 番地だった。ラペ通り13 番地は、誕生の地であると同時に、すべてのインスピレーションの源でもある。すべてがここから始まり、必ずここに戻って来る。まさに「メゾン(家)」なのだ。
メゾン、究極の変容
カルティエの世界のすべてが展開するこの建物は、その長い歴史において初めて、開かれた精神と共有の精神に基づいて再構想された。今や、これまでは部外者が立ち入ることがなかったルーフトップ真下の最上階のスペースにも、長年の重要なお客様や大切なフレンズ オブ メゾンを迎え入れることになった。
生まれ変わったラペ通り13 番地は、驚嘆と探訪の喜びが約束された場所だ。ドラマティックな華々しさと親密さを併せ持ち、壮観であるとともに心の琴線に触れる感動を与える場所であり、メゾンのクリエイションにとって理想的なショーケースであるのと同時に、顧客、スタッフ、フレンズ オブ メゾンに愛されるアドレスなのだ。パリを訪れた際には勇気をもってファサードをくぐるべき場所である。
Contact info: カルティエ カスタマー サービスセンター Tel.0120-301-757
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