大胆かつ革新的なウォッチメイキングを特徴とするスイスの老舗腕時計ブランド、ペルレ。そのアイコニックコレクションであるタービン カーボンに、タイムレスでファッショナブルな新色2モデルが追加された。
タービンで変身するカラーダイアルモデル
「タービン カーボン」は、カーボンケースにブランドを象徴するタービンテクノロジーを搭載したペルレのアイコニックコレクションだ。盤面中央にタービンを配置したそのウォッチフェイスはまさに唯一無二であり、独自のスポーツシックフォルムを確立している。
また、2022 年にはそのレギュラーコレクションの第1弾としてブラックカーボンケースを採用した「タービン カーボン ブラックエディション」をリリースし、メインコレクションとしての礎を築いた。
今回、このタービン カーボンの新作として、フォレストグリーンとミッドナイトブルーの新色2モデルがレギュラーコレクションに追加された。
シックなブラックとグリーンの組み合わせに、ベージュのスーパールミノバがクラシカルテイストを加えている。自動巻き(Cal.P-331-MH)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。カーボンファイバーケース(直径44mm、厚さ13.82mm)。10気圧防水。91万3000円(税込み)。
本モデルの主役は、やはり盤面中央に配置されたプロペラのようなタービン機構だろう。
このタービンは12枚のブラックアルマイト製ブレードで構成されており、わずかな手首の動きで回転を始める。そして、回転速度が増すほどにサブダイアルが視覚効果で姿を現し、最大速度になる頃にはサテン仕上げのサブダイアルだけが見えるようになる仕組みだ。
この機構により、新作モデルにはブラックからグリーン、またはブルーへと変身する、ユニークでキャッチーなダイアルが備わっている。
ちなみに、このタービンでは自動巻きムーブメントの香箱とあえて繋げない設計が行われている。パワーリザーブの問題も考えられるが、何より視覚効果に必要な回転スピードを損なわないためだ。
暗色系のミッドナイトブルーはコンテンポラリーなビジュアルを作り出している。こちらはホワイトのスーパールミノバを採用。自動巻き(Cal.P-331-MH)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。カーボンファイバーケース(直径44mm、厚さ13.82mm)。10気圧防水。91万3000円(税込み)。
共通するマットブラックのカーボンファイバーケースの直径は44mm。大ぶりな盤面と主張し過ぎないフラットベゼルによってタービンの回転をダイナミックに楽しめるようになっている。また、このカーボンファイバーは断熱性に優れており、温度変化や化学薬品への耐性も備えている。
加えて、フラットベゼルとケースバックにはマットブラックPVDを施したステンレススチールが使用されており、一体感のあるカラーリングと高い堅牢性が両立された。
ミドルケースでは伝統的なフルーテッド装飾がタイムレスな印象を作り出しており、中央のリュウズにはブランドロゴがエングレービング済み。このリュウズには2019年発売のタービンエボコレクションと同様のデザインを採用することで、グリップと操作性の向上が図られた。
ムーブメントには前作のブラックエディションと同様の次世代ムーブメント、キャリバーP-331-MHを搭載。C.O.S.C.認定及びクロノフィアブルテストをクリアしており、高い精度と巻き上げ効率を有している。
なお、両モデルともに、ダイアルカラーに合わせたアリゲーターカーフストラップが取り付けられており、ブラックステッチによって高級感とスポーツライクが加速されている。
それぞれに交換用のブラックラバーストラップと専用のストラップ交換ツールが付属するため、使い分けることでシーンを選ばない活躍が期待できるだろう。
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