チャペックは、アンタークティック・コレクションの新モデルを発表した。トラディショナルなミニットトラックが、滑らかなアントラサイトのダイヤルの縁にさりげなく配置され、その内側には、5分⽬盛の位置で中断されたふたつのアーチで形成されるサークルがある。
アンタークティック・チタニウムダー クセクター
⽂字盤のデザインは、インデックスが各セクター間の空隙になるよう設計され、モデルの名前「ダークセクター」に影響を与えた。これは南極のダークセクター研究所とアムンゼン・スコット基地の南極点望遠鏡SPTを思い起こさせる。南極の空は世界で最も澄んでいて暗いのだ。
「アンタークティック・チタニウムダー クセクター」は、コレクションに共通のエレガントなケースとブラッシュ仕上げのチタニウム製ブレスレット、官能的な丸みを帯びたリューズガードから⾃然に⽣まれた。これらのグレーの⾊合いがモデル全体にモノクロームな雰囲気を⽣み出し、ダイヤルの2 ⾊、つまり12 時位置の⾚いドットと秒針の先端を際⽴たせている。
自動巻き(cal.SXH5)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約56時間。Ti(直径40.5mm、厚さ10.6mm)。120m防水。550万円(税込予価)。カーフレザーまたはラバー・ストラップが付属。※年間100本の限定生産。
「アンタークティック・チタニウムダークセクター」は、チャペックの堅牢な⾃動巻きムーブメント、キャリバー SXH5を搭載している。リサイクルされたプラチナ製のマイクロローターによってドライブされ、最⼤60時間のパワーリザーブを提供する。年間100本の限定⽣産であるアンタークティック・チタニウムダークセクターは、世界中のチャペック指定販売店、ジュネーブのフラッグシップショップで⼊⼿することが可能だ。
自社キャリバー SXH5
2020年5月に発表されたアンタークティックのファーストモデルのムーブメントである、キャリバーSXH5。フランソワ・チャペックが製作した19世紀の懐中時計に触発された、7つのスケルトン・ブリッジを備えた独特な構造であるため、すぐにチャペック製であることを認識できる。
ウォッチメイキングの過去と現在の両方を最大限に活用したムーブメントは、フリースプラング・バランスとリサイクルされたプラチナ950 製のエレガントで高効率のマイクロローターを備えている。高級時計製作に則った仕上げは、手作業で面取りされたインワード・アングルと最先端のレーザー・エングレービングを組み合わせて、明るい色と暗い色、質感のある滑らかな、マットで洗練されたコントラストの美しい遊びを作り出している。
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