著名時計師やデザイナーとのコラボレーションで人気を集めるルイ・エラール「エクセレンスシリーズ」の最新作は、世界的に注目を集める時計師コンスタンチン・チャイキンが表現するひとつ目の神話キャラクター、Likho(リーホ)である。39mm径と42mm径の2種類のモデルが各サイズ178本限定で2023年5月より日本にも入荷予定だ。
自動巻き(Cal.SW266-1)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径42.0mm)。5気圧防水。86万9000円(税込み)。限定178本。
コンスタンチン・チャイキンとのコラボレーション
1929年に設立されたスイスの独立系時計メーカーであるルイ・エラールが2003年に再スタートしてから20年が経つ。ルイ・エラールの再建にあたってはC.E.Oのアラン・スピネディ氏の「ミドルクラスの価格帯において強い競争力を持つ本格的な機械式時計を作る」という着眼点が大きな支持を得た。
本作「エクセレンス」コレクションは2011年からスタートし、アラン・シルベスタインやヴィアネイ・ハルターといった著名な時計師とのコラボレーションによる限定モデルを発表している。今回はロシア初のAHCI(独立時計師アカデミー)のメンバーであるコンスタンチン・チャイキンとのコラボレーションとなっており、世界限定各サイズ178本の製作だ。
94もの特許を持つコンスタンチン・チャイキンの創り出す時計は文字盤上に生命が宿る。キャラクターの目で時間を表現する手法は世界中の時計ファンを魅了する。
自動巻き(Cal.SW266-1)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径39.0mm)。5気圧防水。86万9000円(税込み)。限定178本。
本作に採用されているキャラクターは彼の出身地方で語られる神話に登場する“Likho”(リーホ)というひとつ目のモンスターからインスピレーションが得られている。森の悪鬼として描かれるリーホはしばしば伝統的なおとぎ話に登場するそうだ。
サイズ違いで2種類が登場
ミニッツカウンターの色違いで42mmモデルはグリーン、39mmモデルはパープルが用意されている。12時位置のアワーカウンターは目玉、6時位置のセコンドカウンターは尖った牙と口を連想させるデザインとなっており、「人間が時間を見ているのではなく、時間があなたたちを見ている」と語りかけているかのようだ。時刻によって異なる表情を見せ、目にした人の視線を捉えて離さない個性的な文字盤である。
多くの愛好家のコレクターズアイテムとなることが多いルイ・エラールのコラボレーションモデルだが、今回も世界的に注目度が高い時計師とのコラボレーションということで人気が集まることが予想される。世界限定各サイズ178本となっており、日本国内には5月より順次入荷する予定だ。
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