コルムの「アドミラル」コレクションから、ケース径38mmのコンパクトな「アドミラル 38 オートマティック」が登場する。ホワイト文字盤にローズゴールドカラーのディテールが上品なこのモデルは、チタン製のケースとストラップを備えている。
自動巻き(cal.CO 082)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。Tiケース(直径38mm、厚さ8.95mm)。100m防水。93万5000円(税込み)。
ユニセックスに着用できる「アドミラル 38 オートマティック」
コルムは、直径38mmのケースにホワイト文字盤を備えた「アドミラル 38 オートマティック」を発売した。
ケースとブレスレットにはグレード5 チタンを採用。ポリッシュ仕上げを施した表面は、ステンレススティールのような光沢を放ちながらも、時計全体で約75gと非常に軽量である。腕なじみの良いサイズと相まって、快適な装着感をもたらし、ユニセックスで着用を楽しめる。
真鍮製のホワイト文字盤には、ヨットの帆を想起させるコルム独自のエンボス加工が施され、12時位置にブランドエンブレムを配したユニークなバーインデックスが立体感を演出する。インデックス、時分秒針、日付表示窓、ブランドロゴ、エンブレムはローズゴールドでコーティングされ、ラグジュアリーに仕上げられた。
「アドミラル」コレクション伝統の12角形ベゼルを受け継ぎながら、もうひとつの特徴であった国際信号旗モチーフのカラフルなインデックスはローズゴールド単色でスモールサイズにリデザインされている。シースルーバックからは、自社製ムーブメントcal.CO 082の動きを鑑賞することができる。
リュウズにはブランドエンブレムである、空を指す鍵が彫られている。これは「革新」を象徴するコルムのシンボルであり、脈々と受け継がれた高い技術を独創的なアイデアで表現するコルムの指針を示している。今作はコルムの様々なコレクションの中でも、その想いが最も強く反映されたモデルのひとつだ。
コルムとは
コルムは、ルネ・バンヴァルトが1955年にスイスのラ・ショー=ド=フォンに設立した時計ブランドである。ブランド名は「議決に必要な絶対多数」という意味のラテン語“quorum”に由来し、世の中に支持されるブランドになりたいという強い思いが込められている。
カラフルな航海用フラッグをインデックスに採用した「アドミラル」、独立時計師ヴィンセント・カラブレーゼの提案によって生まれたムーブメントがデザインの主役となる「ゴールデンブリッジ」、希少価値の高い本物のコインを文字盤やケースに採用した「コインウォッチ」、ドーム型サファイアクリスタルを風防に使用した「バブル」など、デザインと技術の両面にこだわったアバンギャルドなタイムピースを作り続けている。
「アドミラル」コレクション
アドミラルは、1960年から続くコルムのロングセラーコレクションだ。世界の外洋航海レースの中で最も激しい伝説的なヨットレース「アドミラルズカップ」をインスピレーションの源とするこのコレクションは、ファッショナブルでありながらエレガントさを兼ね備えている。ブランドのDNAとして再解釈を繰り返しながら、今日も進化し続けている。
ヨットのナットをイメージした12角形のベゼルと、船舶間の通信で使われる国際信号旗をそのまま使用したカラフルなインデックスの、アイコニックなデザインコードを持つアドミラルは、その唯一無二のデザインが世界中で高く評価されている。
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