昨年発表されたダイバーズの争い
2007年のバーゼルワールドで発表された2本の新作が激しく1位と2位を争った今回のランキング。それは奇しくも、気軽に手にできるスポーツウォッチと高級スポーツウォッチという構図にもなるのだが、両者で際立つのは、丁寧に作られたディテールの美しさだ。
1位 71 point / 5 people ブライトリング / スーパーオーシャン・ヘリテージ46自動巻き/SS/40万9500円 ■意表を突くオーソドックス・スタイルが非常に新鮮。理屈抜きに気持ちのいいダイバーズウォッチですね。(『WATCH FILE』山田)
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2位 63 point / 4 people ブランパン / フィフティ ファゾムス自動巻き/SS/136万5000円 ■今までブランパンが作った同名のダイバーズの中で出色。迷いのない簡潔なデザイン、高性能の新ムーブメントも評価。(菅原)
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3位 58 point / 3 people オーデマ ピゲ / ロイヤル オーク オートマティック自動巻き/SS/142万8000円 ■普通を“ちょっとだけ”超える心憎いデザインやポジショニング。使い勝手の良さそうな時計だが、周囲に愛好家が多いのが逆に残念。(篠田)
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4位 41 point / 3 people ロンジン / レジェンドダイバー自動巻き/SS/24万1500円 ■インナーベゼル付きダイバーズではこれが秀逸。へんにモダンな味付けをして軽薄になるよりは、このままがベター。(菅原)
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5位 32 point / 2 people パテック フィリップ / ノーチラス Ref.5711/1A自動巻き/SS/224万7000円 ■欧州のお金持ちの間では、いまだに大人気です。(『メンズ・イーエックス』松尾)
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