各メーカーが新作を投入する際、既存モデルや他社のライバルとどう差別化するかが鍵となる。そこで今回は「新しい心臓で差をつける」、2017年発表の新型ムーブメント搭載機がお題。既存ムーブメントを熟成させたものから、複雑機構を複数搭載したものなどが選出された。
1位 51point / 3persons ブレゲ マリーン エクアシオン
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2位 42point / 3persons ゼニス デファイ エル・プリメロ 21Photo:「デファイ エル・プリメロ 21」。 ●ハイビートクロノグラフの代名詞エル・プリメロを進化させ1/100秒の計測を可能にした。それでいてケースサイズを44㎜に、価格を100万円台前半に抑えた点はかなり評価されるべきと思ったり。針の動きが好き。(安藤) ●カーボンナノチューブ製のヒゲゼンマイという新技術にも注目。(篠田) |
3位 36point / 2persons ハジメアサオカ / ハジメアサオカ クロノグラフPhoto:「ハジメアサオカ クロノグラフ」。手巻き。SS。予価1200万円。 ●浅岡肇渾身のクロノグラフ。現行品としては珍しいダイレクトリセットを採用することで、リセットの感触は極めてスムーズだ。また風防と針のクリアランスも、独立時計師の作品らしく極めて狭い。(広田) |