ブルーダイアルに続くトレンドとして、この数年間で数を増やしつつあるグリーンダイアル。ファッションに合わせることが難しいため、一過性のブームで終わるか定番化するかに関しては、まだ意見が分かれるところだ。しかし、深みのあるものから淡い色合い、グラデーションに至るまでさまざまなバリエーションが各ブランドから展開されているのも事実。ランクインした10本にも、同じニュアンスのものはひとつとしてなく、グリーンダイアルの多様性を感じさせる結果となった。
定番化なるか!? グリーンダイアルランキング
10位 ブライトリング/プレミエ B01 クロノグラフ 42 ベントレー ブリティッシュ レーシング グリーン
23point / 2persons
Photo:「プレミエ B01 クロノグラフ 42 ベントレー ブリティッシュ レーシング グリーン」。自動巻き。SS。102万円。問/ブライトリング・ジャパン ☎03-3436-0011
●ベントレーとの長年のパートナーシップを記念し、イギリスのナショナルカラーであるグリーンを文字盤に取り入れたモデル。この色味が渋くて最高。ストラップまでグリーンというのも良い。(名畑)
9位 グラスヒュッテ・オリジナル/シックスティーズ
25point / 3persons
Photo:「シックスティーズ」。自動巻き。SS。2018年アニュアルエディション。73万円。問/グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座 ☎03-6254-7266
●プレスで付けられた模様と、独特なグラデーションが際立つ唯一無二のダイアルが目を引く本作。モデル名通り、1960年代の世界観を凝縮しており、個人的にはかなり好み。文字盤を楽しむなら、あえてデイトなしで。(安藤)
8位 モンブラン/モンブラン 1858 モノプッシャー クロノグラフ リミテッドエディション 100
27point / 2persons
Photo:「モンブラン 1858 モノプッシャー クロノグラフ リミテッドエディション 100」。手巻き。SS。世界限定100本。337万5000円。問/モンブラン コンタクトセンター Tel.0120-39-4810
●実はグリーンダイアルのトレンドを最初に意識したのは、このモデル。グラデーションのスモークグリーンには、かつて流行したグリーンとは違う深みがある。これをモノプッシャーのクロノグラフに合わせたセンスにも脱帽。(名畑)
7位 モンブラン/モンブラン 1858 オートマティック クロノグラフ リミテッドエディション 1858
28point / 3persons
Photo:「モンブラン 1858 オートマティック クロノグラフ リミテッドエディション 1858」。自動巻き。ブロンズ。世界限定1858。56万5000円。問/モンブラン コンタクトセンター Tel.0120-39-4810
●往年のミネルバ・クロノグラフ直系のデザインを用い、ブロンズケースとグリーンダイアルで印象付ける。ますます手法が洗練されてきて、要注目だ。(菅原)