紺碧の深みへ
深海用に設計されたダイバーズウォッチ、ロレックス ディープシーがさらなる発展を遂げた。
幅の広くなったブレスレットと、さらに進化した自社開発ムーブメントを備え、ますます魅力的になって登場。
グラデーションの美しいD-ブルーダイアルを備えた人気モデルをクロノスドイツ版編集部が検証する。
イェンス・コッホ:文
Text by Jens Koch
マルクス・クリューガー: 写真
Photographs by Marcus Krüger
岡本美枝: 翻訳
Translation by Yoshie Okamoto
Text by Jens Koch
マルクス・クリューガー: 写真
Photographs by Marcus Krüger
岡本美枝: 翻訳
Translation by Yoshie Okamoto
+point
・唯一無二の文字盤
・さらに進化した自社開発ムーブメントを搭載
・究極の防水性能を備えたケース
-point
・入手困難
・光の当たり方によっては風防が反射する
ロレックス
高級腕時計ブランドの中で最も有名で、最も人気が高く、サブマリーナー、GMTマスターII、コスモグラフ デイトナ、デイトジャスト、デイデイトなど、数多くのアイコンモデルを発表してきたウォッチメーカーとして知られている。これらは50年以上も前にリリースされたモデルだが、誕生以来、意匠がほとんど変わっていない。ドイツでは主にステンレススティールモデルが人気だが、他の国ではプレシャスメタルのモデルやダイヤモンドウォッチなど、より高価なモデルの人気も高い。ロレックスは搭載ムーブメントのすべてを自社製造しているが、常にさらなる改善を目指し、基礎研究に余念がない。ヘアスプリングの材料となる合金も独自に開発されたものである。