【78点】オリス/ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115

2020.05.30

オリス/ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115

オリス流現代的スケルトンウォッチ
ダイバーズウォッチとパイロットウォッチの製造において、機能的なデザインの好例と言えるオリス。そのオリスが今、最新の技術を駆使して自社開発ムーブメントをスケルトン化した。これは果たして、ブランドコンセプトに合うものだろうか?

ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115

イェンス・コッホ:文 Text by Jens Koch
オリス:写真 Photographs by Oris
岡本美枝:翻訳 Translation by Yoshie Okamoto
オリス
革新的な技術、有益な付加機能、汎用ムーブメントから自社開発ムーブメントまでのラインナップ、そして良好なコストパフォーマンス。時計メーカー、オリスは1904年の創業以来、これらの価値をバーゼルの南に位置するヘルシュタインの工房から発信し、デイリーユースに最適な機械式時計のみを作り続けているブランドである。そのコレクションは、ダイビング、モータースポーツ、アヴィエーション、カルチャーと多岐にわたる。


プラスポイント、マイナスポイント

point

・高い動態精度
・自社開発ムーブメントが観賞できる
・軽くて美しいチタン製ケース

point

・フル巻き上げ後、初日の静態精度に難あり
・視認性に制限がある