2021年新作時計から厳選！BEST BUY WATCH／スケルトンウォッチ編

機械式時計の醍醐味は、歯車などの小さなパーツが噛み合い、緻密に動いている様子を眺められることだ、という人も多いはず。大胆にムーブメントが肉抜きされ、メカニズムを心ゆくまで愉しめるスケルトンウォッチは、機械好きの男心をくすぐるには最適なアイテムである。すべてをあらわにした構造を持つからこそ、デザインセンスとブランドの技術力が最大限に問われるのだ。

今買うべき“スケルトンウォッチ”8選

ジラール・ペルゴ「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン」

「ブリッジ コレクション」に加わった最新コレクション。既存のムーブメントを極限まで肉抜きし、メインプレートを兼ねた3本のブリッジが浮かんでいるように見えることから、この名が付けられた。ブリッジの素材は文字盤側がゴールド製、ケースバック側はチタン製で、いずれもブラックPVD仕上げ。

ピアジェ「ピアジェ ポロ スケルトン」

スポーティーな造形ながらピアジェらしい薄型ケースを持つ「ピアジェ ポロ」をベースに、ムーブメントをスケルトン化。2021年モデルでは18KPGケースが追加された。

ロジェ・デュブイ「エクスカリバー スパイダー ウラカン フロスティ ホワイト」

セラミックファイバーと樹脂を組み合わせた、純白のセラミックコンポジットファイバー外装を持つ限定品。独自の“ルミネサント加工”により、暗闇では発光する。

フレデリック・コンスタント「ハイライフ オートマチック スケルトン」

ラグレスのヘッドから連なるように伸びるブレスレットが特徴の「ハイライフ」。2020年誕生の新シリーズに加わったのが文字盤側からもムーブメントを楽しめるスケルトンモデルだ。

オリエントスター「クラシックコレクション スケルトン 70周年記念モデル」

オリエントスター誕生70周年を記念して、スケルトンが全面的にリニューアル。MEMS技術を用い、国産時計初となるシリコン製パーツをガンギ車に採用。ダイヤモンドカットで面取りされたパーツが美しく光を反射する。

ユリス・ナルダン「ダイバー X スケルトン」

「ダイバー X」と「スケルトン X」が持つ要素を融合したダイバーズウォッチ。すり鉢状のベゼルに航空宇宙の分野で使用されるカーボニウムを採用し、軽量さと堅牢性を両立。

ジャケ・ドロー「グラン・セコンド スケルトン」

ブラックセラミックケースにスケルトンムーブメントを収める。サファイアクリスタル製の文字盤は“8”を描き、現代的ながらブランドのDNAは色濃く残されている。

ノルケイン「インディペンデンス 21 DLC スケルトン」

独立系企業であるノルケインのインディペンデンス精神を象徴するコレクション。その2021年版のひとつが、ブランド初のスケルトンだ。太い時分針とバーインデックスによって、高い視認性を実現。