東京・新宿の伊勢丹新宿店で、6月19日(水)から開催される「ウォッチコレクターズ ウイーク」(以下WCW)。今年はフェア開催と同時に、約20年振りとなる時計ショップのリフレッシュオープンが重なるとあって、例年以上に気合いの入った内容となっている。まず本館5階=ウォッチは、従来よりも敷地面積が大幅に拡大され、ゆったりとした雰囲気のセミクローズの接客スペースも新設。ここに約70の取り扱いブランドが一堂に会することになる。本館1階=ザ・ステージには、週替わりで「ウブロ」と「パネライ」のポップアップストアが登場。ウブロは入手困難モデルの筆頭である“ベルルッティ”とのコラボレーションモデルを新作発表と同時に先行販売。パネライは今年リニューアルされたサブマーシブルのほぼ全機種が揃うことになる。個人的な見所としては、6月29日(土)に開催されるバルセロナの独立系メーカー、「アトリエ・ド・クロノメトリー」の来日受注会を推したい。
5位 エルウィン・サトラー/マキシマ・ルナリス
リフレッシュオープンを遂げる本館5階=ウォッチの守護神。約1カ月に1回のゼンマイの巻き上げは、スタッフの気持ちを引き締める重要な“儀式”。新たな待ち合わせスポットになりそうだけど、もちろん購入も可能。
手巻き
パワーリザーブ約28日間
高さ260×幅70×奥行き38.5cm
4700万円(税別)
4位 モリッツ・グロスマン/コーナー ストーン
リフレッシュオープンと同時に取り扱い開始となるドイツ・グラスヒュッテのスモールメゾン代表。薄型のテフヌートベースに製作されたレクタンギュラーウォッチは、日本からのリクエストで実現した最新バリエーション。
手巻き(Cal.102.3)
24石
2万1600振動/時
パワーリザーブ約72時間
18KWG(縦46.6×横29.5mm、厚さ9.76mm)
3気圧防水
350万円(税別)
3位 A.ランゲ&ゾーネ/ツァイトヴェルク・デイト
動いている実機をぜひ見てみたい代表選手。ツァイトヴェルクの10周年に合わせてデイト表示が追加されただけでなく、パワーリザーブやムーブメントの基礎体力も大きく向上。デイトの使い勝手は現行機では唯一無二。
手巻き(Cal.L043.8)
70石
1万8000振動/時
パワーリザーブ約72時間
18KWG(直径44.2mm、厚さ12.3mm)
3気圧防水
予価987万円(税別)
2位 ヴァシュロン・コンスタンタン/フィフティーシックス・トゥールビヨン
リフレッシュオープンと同時にヴァシュロン・コンスタンタンは直営店化。ということは、希少なブティック限定モデルが手に取れる、日本でも数少ない店舗のひとつに。フィフティーシックス系の最高峰モデルも並ぶ。
自動巻き(Cal.2160/1)
30石
1万8000振動/時
パワーリザーブ約80時間
18PG(直径41.0mm、厚さ10.94mm)
3気圧防水
ブティック限定モデル
時価
1位 ウブロ/クラシック・フュージョン クロノグラフ ベルルッティ コールドブラウン
WCWの目玉のひとつが、本館1階=ザ・ステージに設置される期間限定のポップアップストア。会期1週目(6月19日〜25日)はウブロが登場し、ベルルッティの新作クロノグラフが先行販売される。入手困難モデルの筆頭格だ。
自動巻き(Cal.HUB1143)
59石
2万8800振動/時
パワーリザーブ約42時間
Ti(直径45.0mm、厚さ13.4mm)
5気圧防水
世界限定200本
200万円(税別)