2020年ハリー・ウィンストンの新作時計一挙9モデルを紹介

FEATURE2020年新作時計

2020.07.26

HW プルミエール・ロータスオートマティック 36mm

ハリー・ウィンストン「HW プルミエール・ロータスオートマティック 36mm」
自動巻き（HW2014）。28石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約68時間。18KWG（直径36mm、厚さ9.3mm）。3気圧防水。

　ハリー・ウィンストンは、従来モデルのケース径31mmから36mmに拡大した「ハリー・ウィンストンプルミエール・ロータスオートマティック 36mm」を追加した。テーマとなる蓮の花は純粋と再生の象徴とされ、ハリー・ウィンストンではジュエリーコレクション「ロータスクラスター」でも扱い続けてきた題材である。ダイアルに表現されたパステルカラーの蓮の花は、ダイヤモンドと、さまざまな色調のマザー・オブ・パールを組み合わせて描かれ、豊かな表情と立体感をもって表現されている。また、用いられるダイヤモンドには種々のカットが施されて多面的な輝きを持ち、創始者ハリー・ウィンストンの生み出したジュエリーを彷彿とさせる仕上がりである。12時位置にオフセットされた時分表示を備え、そこを中心とした、さざ波立つ水面をマザー・オブ・パールによって表現し、蓮の花の咲く池をダイアルに閉じ込めた。ストラップには、パールピンクカラーのアリゲーターレザーが合わせられる。

HW プルミエール・ヒプノティッククリサンセマムオートマティック36mm

ハリー・ウィンストン「HW プルミエール・ヒプノティッククリサンセマムオートマティック36mm」
自動巻き（HW2008）。2万8800振動／時。パワーリザーブ約72時間。18KWG（直径36.4mm、厚さ10.5mm）。3気圧防水。

　ハリー・ウィンストンは、プルミエール・コレクションから誕生した新たなハイジュエリー・タイムピース「ハリー・ウィンストンプルミエール・ヒプノティッククリサンセマムオートマティック36mm」を発表した。本作では、"色の変化を見ること"を名前の由来とするオパールの内、クジャクの羽根のような青や緑の遊色効果を持つ「ピーコック」オパールを用い、光の反射によって表情を変える深いミッドナイトブルーや鮮やかなターコイズカラーを、周囲を埋めるようにセットしたダイヤモンドで引き立てている。18KWGケースには161個のバゲットカットダイヤモンドを配し、ラグ形状はニューヨーク5番街のハリー・ウィンストン本店のアーチを想起させるデザインとする。ラグ部のダイヤモンドにはインビジブルセッティングを採用することで、宝石すべてのファセットに遮るものなく光が反射し、創始者ハリー・ウィンストンが愛したダイヤモンドの魅力が引き出されている。

HW オーシャンバイレトログラードブラック&ホワイトオートマティック 36mm

ハリー・ウィンストン「オーシャンバイレトログラードブラック&ホワイトオートマティック 36mm」
自動巻き（HW3302）。35石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約65時間。18KWG（直径36mm、厚さ9.3mm）。10気圧防水。

　ふたつのレトログラードを備えた「ハリー・ウィンストンオーシャンバイレトログラード」に、新たなバリエーションモデル2種が追加された。「ハリー・ウィンストンオーシャンバイレトログラードブラック＆ホワイトオートマティック 36mm」は、ダイアルのベースのホワイトを基調としたマザー・オブ・パール、18Kホワイトゴールド製ケースに飾られたダイヤモンドと、光沢のあるラッカーによるブラックによってシャープなコントラストを為し、存在感のあるモデルに仕立てられている。ストラップは折模様が施されたラバーストラップが合わせられる。一方のモデルは、レトログラードのサブダイアル内側をブラックとし、ストラップのセンター部分をホワイト、サイドをブラックとしている。もう一方は、レトログラードおよび時分表示のサブダイアルのインデックス部をブラックとし、ストラップのセンター部をブラック、サイドをホワイトとしている。それぞれのサブダイアルおよび6時位置の日付表示はダイヤモンドで縁取られ、モノトーンのダイアルに輝きを添えている。