バーゼルワールド2019 / シチズン　ザ・シチズン AQ6010-06A

　2018年のバーゼルワールドで発表され、一躍注目を集めた年差±1秒の超高精度クォーツムーブメント、Cal.0100がついに腕時計に搭載された。この年差±1秒というスペックは自律型の光発電腕時計としては世界最高精度である。この精度を可能にするため、一般的な「音叉型水晶振動子」ではなく、より高振動な「ATカット型水晶振動子」を採用。さらに1分間に1回の温度補正や衝撃時の針の自動補正機能、さらに高耐磁性能などを持たせることで、さまざまな時刻のズレの原因に対処させている。また、針の運針に関わる歯車とバネをLIGAによって成形。緻密な製造を可能とした結果、歯車のバックラッシュが抑えられ、より正確な運針を可能とした。また、この正確さを強調すべく、分針に加え、秒針の先端も手作業で曲げられている。