モーリス・ラクロアはジュネーブ・ウォッチ・デイズにて、「アイコン」コレクションの新作4種を発表した。いずれもチタンケースを採用し、アーバンスタイルに適した軽やかさや耐食性、耐アレルギー性を獲得したタイムピースだ。3針モデルとクロノグラフモデルが、それぞれ2色のダイアルカラーで登場している。
モーリス・ラクロア「アイコン オートマティック チタニウム」
モーリス・ラクロアの2024年新作として、ブランドを代表するアイコンコレクションへ、チタン製のモデル2型4種が追加された。最初に「アイコン オートマティック チタニウム」に加わった2種を紹介する。
自動巻き(Cal.ML115)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。Tiケース(直径42mm、厚さ11mm)。20気圧防水。各47万3000円(税込み)。
本作の42mm径ケースはチタン素材の採用により、軽やかさや耐食性、低アレルギー性といった、この素材の強みを獲得したモデルへと仕上がっている。また、グレード2チタンとグレード5チタンという2種のチタンの組み合わせによって、コントラストが際立つスタイリッシュなたたずまいをも備えるに至った。
クル・ド・パリ装飾を持つダイアルのカラーバリエーションは、チタンの落ち着いた色調を際立たせるグレーカラーと、人目を引くパープルカラーの2種だ。
ムーブメントには、コレクションの従来の3針モデルと同様のCal.ML115を搭載している。また、裏蓋はトランスパレント式を採用しており、ムーブメントを鑑賞できる。
モーリス・ラクロア「アイコン オートマティック チタニウム クロノグラフ」
自動巻き(Cal.ML112)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。Tiケース(直径44mm、厚さ15mm)。20気圧防水。各72万8200円(税込み)。
チタンケースを持つ新たなアイコンには、クロノグラフを備えるスポーティなバリエーションも用意されている。44mm径のケースに、シルバーのカウンターとコントラストを描くパープルダイアル、もしくは渋いブラックのサブダイアルを備えるゴールドダイアルを組み合わせた、際立つ存在感が魅力のコレクションだ。
このクロノグラフモデルでも、ふたつのチタン素材、そしてマット仕上げおよびポリッシュ仕上げの組み合わせによって、一体型のケースに華麗なコントラストが描かれている。また、そのブレスレットは、イージーチェンジャブルシステムに対応しており、多様なスタイリングが可能だ。
ムーブメントには、Cal.ML112を搭載する。本作もトランスパレントケースバックによって、その機構や装飾を鑑賞することができる。