戸塚純貴が初めて手にした高級時計はまさかの〝エルプリ〟。そんな人気俳優に地元グランドセイコーの時計を勧めてみた

朝ドラで大ブレイク中の戸塚純貴が登場！

　時計専門誌『クロノス日本版』の編集長・広田雅将がパーソナリティを務めるラジオ番組「BEST ISHIDA Presents クロノス日本版 Tick Tock Talk♪」。俳優として活躍する戸塚純貴さんが登場した回のアフタートークの模様をお送りする。

TOKYO FM「BEST ISHIDA Presents クロノス日本版 Tick Tock Talk♪」のゲストに戸塚純貴を迎えてのアフタートーク。撮影・編集：木田樹嵩

　NHKの連続テレビ小説「虎に翼」で轟太一を演じ、ブレイク中の戸塚純貴さんが登場した。趣味はバイク、欲しいものは買ってしまうという、時計沼の住人のような気質ながら、長らく腕時計とは無縁だったようだ。これは本人曰く、「のんびりした田舎育ちのため、時間を気にしたことがなかった」ことが理由とのこと。

　そんな戸塚さんが時計を着けるようになったきっかけは、父からゼニスのエル・プリメロを贈られてたことだという。100万円超えの高級時計を手にすることになった戸塚さんだったが、しかし、その後すぐに次の高級時計とは靡かなかったようだ。

「時計は段階を踏んでいきたい」と語る戸塚さん。そんな彼が2本目の時計として購入したのが、「今の僕にぴったり」と感じたハミルトン「PSR」だった。戸塚さんの「新しくも見えるし、クラシックにも見える。かといって時計には見えない」というPSR評を受けて広田編集長は、「戸塚さんの役者としての振り幅みたいなものと被っているのではないか」と推測。この選択を面白いと語った。

　そんな着実に時計趣味に足を踏み入れつつある戸塚さんに広田編集長がおすすめしたのは、セイコー「5スポーツSBSC020」とグランドセイコー「ヘリテージコレクション SBGH299」の2本だ。前者は二戸、後者は雫石と、いずれも地元岩手県にゆかりのある地で製造された時計と聞き、戸塚さんも興味津々だった。