ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON) 2019新作一挙公開!

2019.05.18

ミッドナイト・ヨゾラ オートマティック



自動巻き(Cal. HW2008)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KWG(直径39mm、厚さ9.06mm)。3気圧防水。世界限定10本。価格未定。

ハリー・ウィンストン初のコラボレーションモデル。CEOのナイラ・ハイエック曰く「私は万年筆で書くのが好きで、ハリー・ウィンストンでも万年筆を作りたいと思っていた。そこでこのコラボレーションが生まれた」とのこと。ベースとなったのは2針のミッドナイト。マザー・オブ・パールと蒔絵の技法を組み合わせた文字盤には、ニューヨーク5番街ハリー・ウィンストン本店のファサードが表現されている。なおケースサイズは42mmと39mmの2種類がある。いずれも、中屋万年筆による万年筆が付属する。


イストワール・ドゥ・トゥールビヨン 10



手巻き(Cal. HW4702)。95石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約55時間。18KWG(縦39.1×横53.3 mm、厚さ17.60 mm)。ほかにも18KRGまたはウィンストニウムがある。3気圧防水。世界限定各10本。価格未定。

おそらくはトゥールビヨン史上初となる、4つのトゥールビヨンを搭載したモデル。それぞれのキャリッジは36秒で1回転し、3つのディファレンシャルギアで同期する。ふたつの香箱の脇に2番車、3番車を重ねた輪列を置き、それぞれのトゥールビヨンを回転させる。輪列をコンパクトにまとめたためサイズは思ったほど大きくないが、厚さは17.60mmもある。内外装の出来栄えについては文句なし。4つの脱進機が奏でる刻音は、非常に魅力的だ。