クロノス日本版 7月号(vol.89) 発売中!特集は2020年上半期の主な新作、エクストリームウオッチ最前線!

2020.06.03



Chronos 7月号(vol.89) 6月3日発売

クロノス日本版の最新刊は、新作情報にフォーカス。「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」(旧SIHH)で発表された時計を、撮り下ろし写真と共に掲載するほか、各メーカーのCEOやプロダクト責任者などのインタビューも掲載する。トレンドのわかりにくい2020年。しかし、一読すると、大きなうねりは把握できるだろう。


■第一特集 [2020年新作詳報]希望を灯す新作時計

 2020年4月下旬から5月上旬にかけて開催予定だった「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」(旧SIHH)と「バーゼルワールド2020」。中国・武漢に端を発し、瞬く間に世界中に広がった新型コロナウイルスの影響で、大規模な国際時計見本市は開催中止を余儀なくされた。だが、それぞれのフェアで各社が発表予定だった新製品は、デジタルプラットフォームを駆使することで、現在に至るまで順次、発表され続けている。発表形態が例年とは大きく変わってしまったが、その中から見るべき新作をすくい上げ、ギズベルト・L・ブルーナー、SJXといった海外ジャーナリストの視点、また各時計メーカーの今後の見本市に対する対応などともにお届けする。


■第二特集 アイコニックピースの肖像58 ジン 「103」

 今や、世界的な知名度を誇るようになったジン特殊時計会社。しかし、そんな同社が腕時計クロノグラフの製造を始めたのは1960年代も後半になってからのことだった。ミリタリーユースを意識した防水ケース入りの「103」は、80年代後半以降、ジンを代表するモデルへと変貌を遂げる。その詳細を掲載する。


■第三特集 エクストリームウオッチ最前線

 大深度で掛かる想像を絶する水圧や氷点下をはるかに下回る低温度など、装着者の生命活動すら困難な環境下においても計時という任務の遂行を求められるエクストリームウォッチ。今回はそんな、尖ったスペックを持つ特別な時計たちをクロノスドイツ版の記事からピックアップし、再編集してお届けする。また、本特集ではエクストリームウォッチの紹介だけではなく、これら圧倒的スペックが実際に必要とされる環境に身を投じる冒険家へのスポンサー活動や、冒険家が挑戦するためのステージである「大自然」を保全していくブランドの取り組みも併せて取り上げたい。


■腕時計パラノイア列伝 第37回 「“夢”をかたちにする魔術師ルカ・ソプラナ」

 時計好きたちの度肝を抜いた遊び心あふれるジェイコブのアストロノミア。“夢”をかたちにした超複雑時計は、時計作りの伝統と職人気質を源泉に、常識やルールに縛られない自由な“心”から生まれた。その作り手である、ルカ・ソプラナの自在な時計作りを解き明かす。


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